こんばんは。
今は決算シーズンですが、皆様の持株はどうでしょうか？良い決算で上げてるのもあれば悪い決算で下げてる銘柄もありますね。
投資先の企業の決算が悪くて下げた、とかならこれは仕方有りませんね。そのまま持ち続けるか買い増しするか、はたまた損切りするか考えなくてはなりません。
しかし自分の投資先の企業が「不祥事」を起こしてしまった場合はどうでしょうか。
例えば異物混入していたのにそれを隠蔽していたりするケース。表に出てきたら株価は大きく下げる可能性が高いです。そういう日に大きく下がってしまった株価をみてどう思うでしょうか。
「こんなに下げてしまったところで売りたくない」
と思う人も一定数いると思われます。
しかしこういう不祥事を起こす企業はその日に逃げれるなら損切りして逃げてしまった方が良い結果になることが多いと思います。
しばらくしたら株価も落ち着いて戻してくるかもしれませんが、不祥事にたいして隠蔽するような企業は他にも不祥事がたくさん隠れている可能性大です。
逆に何か問題が起きたときに積極的に情報を開示し、すぐに誠実に対応するような姿勢の企業であれば一時的に株価が下落した時は逆に投資のチャンスだと思います。
例えば異物混入があったのに会社に報告したら揉み消されて、これでは消費者が大変なことになると内部告発したら左遷されるような事があったとしたらどうでしょうか。
そんな危険な企業が作るものを自分の大切な家族の口に入れたいと思いますか？
そうではなくすぐに製品を回収し、誠実に対応をするならば危機をチャンスに変える事もできるかもしれません。
なぜならどんな企業だろうと絶対にいつかはミスはあるものです。その時に誠実に対応していれば「あの企業の製品は安心感がある」も思ってもらえるのではないでしょうか。
「台所にゴキブリが1匹いればその後に仲間がいっぱい出てくるものだ」
とバフェットも言っていますがその通りだと思います。
普段は永久ホールドのつもりで投資していますが、レオパレスなんかはテンバガーから一気に奈落の底に落とされました。ほぼ投資価格付近までもどされましたが、あの時即売ってればこんなことにはならなかったのに行動できなかったということがありました。
結果的には今は4倍にまで戻してくれましたが、それでもやっぱり質の良くない不祥事は見切りが正しいことが多いと思います。
