何故投資法が違うとこうも噛み合わないのか。

こんばんは。

 

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みんな違ってみんないい。

 

 

テスラはかなりの好決算でした。しかし意外にも株価は伸び悩んでますね。って意外にも、というのも変な感じはします。元々今の株価すらあり得ない過大評価だと思ってるので。

 

よく投資手法の違う人同士で話が噛み合わない事ってありますよね。


あーでもないこーでもないと議論が交わされています。


でも噛み合わなくて当然なんですよね。


例えば、

10000円→11000円と株価が上がれば大成功だろうと。そりゃそうですね、優良企業だろうがクソみたいな銘柄だろうが上がれば正義です。利益を取れればなんでもいい訳ですね。

その企業が10000円から10円しか利益を稼いでなかろうがそんなことは関係のないことなんです。

投資した10000円が10円しか産み出さなくても、11000円に1000円「産み出したのと同じこと」な訳ですからね。

 

片や企業の稼ぎ出した利益こそ、株主のもの。という常識的な考え方です。

10000円投資して1000円稼ぎだし企業価値が11000円になります。

しかし株価は残念ながら業績を反映せず、10000円のまま横ばいだとしましょう。しかし1000円分の資産は増加しました。

 

前者は10円しか実質企業価値が増えてないのにリターンは+10%、後者は実質企業価値が1000円増えましたが1円と得していません(株価に1000円分の利益が反映されるまでは)。

 

どっちの方が良いかこれは人の考え方次第だと思います。

 

金増えてんだから前者の方が良いだろ!利益確定すれば架空の利益でもなくちゃんと+1000円儲かっただろ!

片や、値上がり益が無駄とは言わん。しかしそんな馬鹿げた利益の株式を買ってたまたま儲かったからって正しい投資法とは思えない!


どちらが正しいとかはありませんが、これでは話が合うわけがありませんね。

 

一方はセオリーな投資、かたやもう一方は値上がりだけみてる。

 


株式投資美人投票なので、いくら「正しい」投資法を行っていても赤字続きの企業に投資してる投資家に負け続ける事もあります。


ずっと持ち続けても株価に反映されないといつになっても利益が出ないリスクもあります。


そんなときに重要なのは配当金という存在です。
きちんと利益に対して配当金を払っていれば、どれだけ稼いでも実現益を手にできない、ということが回避できますね。


例えば10%の益回り、株価10000円、EPS1000円の企業があるとしましょう。


この企業が10年経てば10000円分稼ぎ出す訳ですね。


しかし株価に反映されるかどうかは残念ながらわかりません。内部留保が増えまくってるのに株価は弱い、なんてケースは日本企業でよくみますよね。


しかしもしこの企業が稼いだお金を全て配当金として支払っていたらどうでしょうか?
毎年10%、10年で完全に投資した額が回収できる訳ですね(税金は置いといて)。

配当金が無駄!っていう人もいますが、私は配当金は絶対に無駄とは考えていません。メリットがいっぱいです。

 

まあちょっと話しは逸れましたが、どちらの投資法が正しいとかはわかりませんが、自分が信じてる投資が中々報われないケースもあると思います。そんなときにはあまり固執せず柔軟に対応していくといいと思いますよ。

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