アーリーリタイアって最近言葉よく見かけますね、でもそんなに簡単にはいかなそうですよ。

こんばんは。

 

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アーリーリタイアっていうほど簡単にはいかなそうです。

 


SNSなどでも最近アーリーリタイアしたいみたいなのをよくみますが、30代でアーリーリタイア目指してます、とかは普通に考えて無理ですよ。
余程収入が高くて実家暮らしでお金を全然使わないとかならまだ可能性がありますが、あまり現実的ではありませんね。
30歳までに1億円目指して米国株で運用始めました、なんて人も見かけましたがちょっと心配になってしまいます。

 


もしそういうのを狙うとなると結構なリターンで計算することになり、過度なリスクを取ることになると思います。
いままでの米国株の長期平均のリターンは7%くらいではありますが、これから先は7%も厳しいんじゃないのかなとなんとなく感じてます、現実的に5%くらいなら御の字ってところでしょうかね。
ここ10年のリーマンショックからの回復期のリターンを自分の予想利回りとして立てるのは危険です。

 


10年で10倍とかになってる銘柄などをみて、あ、300万円分買えば10年後には3000万だな~、みたいなのはあまりにも短絡的すぎますね。

 

20歳から始めて15年間、35歳まで毎月50000円。
年利5%で運用できたとしてもようやく1336万円です。
とても引退できるような感じはしませんね。
しかも30代になり、収入もおそらく増えてきてる頃かと思います、そんな中でアーリーリタイアというのも日本の場合は一度仕事を辞めると同じ条件で復帰するのも難しいので考えものです。


運用資産5000万円、5%で回せれば税引き前で250万、税引き後で200万円くらいと、これである程度は生活が賄えるのでアーリーリタイアって感じですかね。

 

5000万円貯めるには利回り5%だと月々10万円の積み立てで、23年後にようやく5161万円です。

20歳から始めても43歳ですね、現実的にはやはり早くても40代というところでしょうか。

 

ただ20年間も節約して欲しいものも買わずにでは、若い頃に楽しまないと意味がありませんね。
貯金が楽しいって人ならいいですが、あまり切り詰めすぎるのも考えものです。

 

そう考えるとやはりできるだけ長期に、無理ない金額で運用するのが複利も見方につきますし一番いいのではないかなと思いますよ。
でもそれだとアーリーリタイアできなくなってしまいますか。

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