こんばんは。
いま現在のドル円相場は105円半ばです、ここ数日は106円半ばくらいから行ったり来たりしています。ここのところは円高に動いていますね。
ここ数年大体同じような範囲内でドル円相場は動いてきました。
この先は円高になるか円安になるか、自分は短中期的には円高方向だと思います。
よく日本は衰退するから円安、という意見も聞きますが5～10年先くらいまでは円高でほぼ間違いないと予想しています。
円高になる要素としては、圧倒的な経常黒字ですよね。
財務省が8日発表した1～6月の国際収支状況（速報）によると、前年同期と比べると-4.2%の縮小とはなりますが、それでも経常収支は10兆4676億円の黒字です。6月の経常収支は1兆2112億円の黒字で、黒字も60カ月連続となっています。
これだけ大きな円高圧力があります、他にも政治的にアメリカがこれ以上の円安ドル高は許容しないのではと思います。
そして金利もすでに日銀は0金利ですが、アメリカにはまだ下げる余地があります。
当然アメリカが金利を下げてくれば、その分の円との金利差がなくなるのでこれも円高圧力になります。中国とも貿易戦争して元安を牽制している中で円だけ円安にとはいきにくいと思います。
円安になる要素としては長期の人口減少ですが、すぐにどうこう変わるわけでもありません。
あとは北朝鮮などの地政学的リスクでしょうか。
やはりどちらかというと円安よりは円高にいく可能性の方が高いんじゃないかと思っています。
そうなるとドルに替えて投資するにはいいのですが、どんどんと円高になると名目上のドル資産は目減りするし、配当金も円建てで見ると目減りしてしまいますね。
もし円高予想で当たるならば、多少FXで円高にポジション建てておけば円高になって目減りした分を緩和できるかもしれませんね。逆に動いたらそれはそれでドル資産が増えますし、大きくかけなれば戦略としてはありかなと思います。
