配当金が大事でない、と言うことがいかにおかしいか。

こんばんは。

 

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定期的に配当金が入るとこちらも計画しやすい。

 

 

みなさ~ん、配当金は好きですか~?大好きで~す!

出だしからいつぞやの新興宗教みたいになってしまいましたね。

 

 

いつもバリューだグロースだ、高配当だ無配だ、などの論争がつきません。
しかし無配の企業の方がよくて、配当金を支払うのはただ会社から株主にお金が移動するだけで意味がない、というのはいっけんするとたしかにその通りではあるのですが、実際はまったくもって間違った話です。

 

何故そう思うか?

 

仮にあなたがある人に100万円投資したとしましょう。

貴方はその人に投資するのは、その人が利益を上げて自分にお金を運んできてもらうことを期待するからですね。


仮に初めの1年で10万稼いでくれたとしましょう。投資先の会社の口座に10万円貯まりました。
翌年も10万円稼いでくれました、口座に20万円貯まりました。
10年もしていると投資した金額と同じ100万円が口座に貯まりました、そろそろ毎年安定して10万円も利益が上がってるんだから、半分の50万円くらい配当として還元してくれよ、と言うとします。

 

もしそいつがまだ事業拡大の為に使った方がいいからと言って投資家に還元しないとします。
そして事業拡大が運良く成功して翌年11万円の利益、翌年12万円の利益。


また10年で300万円くらいにまで口座のお金が膨らみました。
もういい加減投資した100万円還元してくれよ!って言ってもまだ配当は払えないよ、まだまだ事業を増やしたいんだから。

 


さぁ貴方はどう思いますか?自分ならふざけんな!ですよ。お前が自分にお金を運んできて貰えることを期待して出資したんだよ!
これ以上事業拡大がどうとかなんて知ったことか!もし万が一上手くいかなかったらどうしてくれんだ、さっさと利益が出てんだからある程度配当金として利益還元しろ!です。

 


何故投資家は出資するかというと出資した以上のお金を欲しいからです。

 

もちろんお金が貯まってくのでPBRは1倍以下になりますね、そうして株式の価値が買値よりも上がればいいですね。


100万円出資した株価が売るときに無事に100万円を上回ってれば問題はないですね、しかし現実的にはそうじゃない場合もあります。
配当金で還元もしない、株主重視しない会社ということでひょっとしたら出資した額の100万円以下の価値になんてなってたら大変です。相場は特段理由もなく下がります。

 

ましてや事業拡大に失敗でもされてため込んだお金をパーにされてもたまったもんじゃありません。
自分ならサッさと還元してもらって、また他の事にお金を使うかしたいです。

 

株式投資と考えるから難しくなるのであって、例えば知人がラーメン屋オープンするから100万円出資してくれ!って言われたところを想像するともう少し身近に感じられるかもしれません。

 

まあ現実の世界ではそんなに永遠と現金溜め込み続けたら物言う株主に目をつけられて内部留保吐き出させられると思います。
それこそ「配当金」みたいなもんですよね。

 

やはり利益が上がってるなら定期的に株主に現金は返す必要があると思ってます。

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