おはようございます。
今まではリセッションが来たら金利を下げて、景気が過熱したら金利を上げる。これで景気の波を少しでも穏やかにするのがまともな政策でした。
しかし損失をしたくないからと緩和政策を無理やりにやり過ぎた場合の世界の先に一体何が待ち受けているのでしょうか、想像もできません。
自分も金融緩和しまくった方が、人の心もインフレになると刷り込まれて、デフレスパイラルから脱却できるかなと思って黒田バズーカーが発動された当初は賛成してた部分もありました。
しかし暴落を無理に先送りにしたりして、価格が歪むと弊害が多いのではと最近は思うようになりました。
無理に買い支えるよりも、サッサと暴落させてくれた方がそれを待って投資の機会をうかがってる人もいるわけですしね。
なにやらどこかの国では住宅ローンまでマイナス金利を適用する、みたいなのを見たことがありました。え？ほんとかよ、って思います。
これだと本来の不動産の価値より高い値段がついてしまうし、ローンを組める人ばかり得をするシステムですよね。
日本もまだ預金はマイナス金利にまでなっていませんが、無理やり使わせるために預金金利までマイナスになったり住宅ローンまでマイナスになったらもう訳わからなくなりそうです。
景気悪化は仕方ない事ですし、小手先のテクニックで回避するのではなく、避けられないものなんだから受け入れる方がいいと思います、投資家としてはその方がグッとチャンスは増えるでしょう。
逆になんでもかんでも買い支えられてしまうと、投資先の利回りがどれもこれも低下して投資先に悩みます。
