【ディスインフレの世界】子供の頃は10年定期預金が8%近いなんて時代もありました。

こんにちは。

 

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寝てるだけで働いて貯めたお金の価値が下がるとか勘弁。

 


2019年も終わりましたが、2020年はどうなるでしょうか。いま世界中で低成長、低金利、低インフレが定着しています。

 

中々引き締めもできる状況にならず、アメリカでは少し金利を上げたかと思ったらすぐにつまずいてまた逆戻り。EUにしても日本にしても金融緩和しまくってマイナス金利の国もありますが、この先インフレの世界はくるのでしょうか。

 

教科書的な金融の常識な事で言えばお金をばら蒔いて、金融緩和しまくればインフレになってもおかしくはありません。

 

しかし現状ではそうならず、どの国もデフレにならないか戦々恐々としています。失われた30年なんて言われてるジャパナイゼーションを回避しようと世界中の中央銀行がインフレ率を2%にしたいと頑張ってます。


本当は中央銀行って物価を安定させるものなのに、なんかインフレにして通貨の価値を落とそうとするのも本来変な感じですけどね。

 

結局インフレって物が足りないからインフレになるのであって、今の世の中何もかもオートメーション化して生産性が物凄いので、昔の様に人手不足で労働力が足りなくて生産性が需要に追い付かない、なんてことはもう起きないのでは?と考えてます。

 

例えば仕事をしていていい情報が入ったとします。昔ならば美味しい思いをできたことでも、今は一瞬で情報が広まります。人を雇う間もなくライバルにもやられてしまって一瞬で需要を食べ尽くされてしまうのでは?って感じですかね。


なので供給が需要に追い付かないような場面が中々想像できません。

 

もう投資家や一般の人もこの低金利ニューノーマルかもしれないと考えた方がいいかもしれせん。生きてる間に戦争でも起きない限り5%を越えるインフレ率なんてこないんじゃないかと思ってます。

 

それに個人的には多少物価がデフレ気味でも安定していてくれる方がいいかもとも思います。
かなりの勢いで毎年物価が上がっていき、持ってる財産の価値が毀損していく世界は不安です。もちろんインフレに負けないように株式投資してる部分もあり、実際にデフレよりはインフレの方が株式投資には強いかもしれません。


それでも毎年5%を越えるようなインフレは御免ですし、そんな世界は米中がガチで戦争でもしない限り生きてる間にはまずないと思ってます。

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