こんばんは。
インフレ率が13ヶ月振りに下がったみたいですね。これは政府が今年から電気代に補助金を出した事によるものですね。金融緩和のせいで世界中でインフレになっているのでみんな生活が苦しくなっています。
さて、そういえばコロナだけではなく過去にも危機は何度もあったにも関わらず、何故今回のコロナショックに関してはインフレになってしまったのだろうか。
1980年頃からずっと金利は下がり続け、ブラックマンデーだとかLTCMだとかITバブルだとかリーマンショックだとか今まで色々な危機があり、その度に金融緩和をしていましたけどインフレにはならず金利は低下の一途を辿ってきました。
そしてついに0金利まできてこれ以上落としようがないところまで来てしまい、世界的にデフレ懸念が出ていたくらいです。
日米だけでなく欧州にスイスにあちこちで低金利になっていました。あまりにもインフレ率が上がらないからとマイナス金利を導入するほどでしたね。
そんな何十年にも渡る歴史が何故今回はこんな風になってしまったのだろうか。
そうではなく我々が勘違いしているだけで、またいつもの様にあっという間にディスインフレ傾向にすぐに戻っていくのだろうか。
一つ考えられる可能性としては、中国をグローバリズムの仲間に取り入れて安い人件費で世界中にデフレをばらまいていたからというのもありそうです。
これが今回は米中の対立で逆回転しているのかなと。中国にやらせていた仕事を先進国に戻せば当然物価は上方向に圧力がかかりますね。
今までは適材適所で分業できていたものが、安全保障の名の元に無駄を作ってしまうわけです。
もしインフレの原因にここが関係しているならば資本がうまく再分配されるまではインフレは収まらないかもしれません。
これが人口の増えているインド等が中国の代わりになっていくとすればインドが第二の中国となってデフレの輸出をして世界的にインフレが下がっていくのかもしれません。
ただ他の要因があるとするならば、人口が増えすぎて人類を養うだけの物が足りなくなりつつあるのかもしれません。
私が子供の頃に教科書で習ったのは50億人でした。それが今では80億人ですから30億人も増えた訳です。これではさすがに増えすぎです。
日本が何個誕生したのというレベルの人口爆発ですからね。
食料自給率についてこないだ書きましたが、これからは物が不足する世の中になるのかもしれません。
このまま今までの数十年の様にインフレが落ち着いていくのか、それとも逆回転して上がっていく世界に突入していくのか、難しいことですね。