こんばんは。
米国株は高い高いと言われ続け、オーバーバリューに見える、でも何故買われるか。
おそらく代替えになる他の良い投資先がないのではないでしょうかね。
債券にまともな金利がついていれば投資先の候補として購入すると思いますが、現在米国10年債で1.63%くらいしかありません。
しかしこれでも他の国と比べればまだまだマシな方ではあります。私が子供の頃は多分郵便局の定期預金で10年とかだとたしか7%くらいとかあったんじゃないだろうか。
それが今では日本国債10年でマイナス金利。ドイツ10年債も-0.375%
お金を貸してあげてマイナスっておかしくないですか？狂ってるとしか思えませんよね。
そうなってくるとちょっと高いかな？と思うような水準でも低い利回りの債券と比べたら株の方がまだマシかな、ということになってしまい資金の「逃げ先」が株になるというおかしな感じになってしまいます。
公益の様な業績がほとんど動かないような安定した株ならば、リターンが低くても債券よりはということで真っ先に買われそうな気がします。
しかしこのまま金利って上がる時がまた来るのでしょうかね？
インフレ率も低いまま、いくら緩和してももう過去のような金利にはならないんじゃないのかなと少し思っています。
結局需給で決まるので、供給が滞れば物価が上がるでしょうけどそんなところをあまり想像できないのですよね。
緩和したら普通はお金の価値が薄まるので心配になってインフレになりそうなものですけど、全然そうなりませんね。
株や不動産などの資産価格ばかり上がっていきます。
しかし資産価格が上がったからといっても普段の何倍もご飯食べたりジュース飲んだり、服買いまくったりとかそんなにしないと思うのですよね。
そうすると需給も崩れないので結局インフレにはならず。
不動産や株価も馬鹿げた価格がついたところで、結局インフレ率も上がらないなら売る理由もない。
毎回株価が高い時に「今回は違う」と言われますが、生産性が高まりすぎて金利はもう低いのが「ニューノーマル」でもう2度と5%以上とかには上がらないんじゃないのかなという気もしています。
それならば今の高そうに見える株価もそうでない可能性もあります。
「今回こそ違うのかも」
ん～、この水準から積極的に買い上がっていいものかわかりません。でも「今回は違う」はいつもハズレるから不安。
それに別にアメリカのPER20倍くらいしか投資先がない訳ではなく、世界中の株式市場もあるわけですしね。米国が勝ち続けると思うのはさすがに危ないと思うので、しばらくは今まで通り個別で安く拾ってって、わからない時は毎月入ってくるキャッシュが貯まらないようにVTでも少し買うしか方法がないかな。
ビビらず上がってんだからてっくるに突っ込めばいいじゃんかよ！という貴方。
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