【バカでもわかる金融緩和】これでわからなかったらもう手遅れです。

こんばんは。

 

 

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密です。

 

今日はみなさんにblogのタイトルの様に、世界一分かりやすいように金融緩和とは?というのを説明していきましょう。

 

今から書くことを最後まで読めば、まったく理解できなかった方や、なんとなーく知ってたけどという方、何故経済状況がめちゃくちゃなのに株価が上がってるのか?と疑問に感じてた方、本質的な事を身近な例えできちんと理解できるはずです。

難しい書き方はいたしません、誰にでも身近に感じられる様に書きますので是非最後まで読んでくださいね。

 

 

貴方はパチンコ・パチスロをやったことありますか?やった事がないという人には少しわかりにくい説明になってしまうかもしれません。詳しい人には当たり前だろ、という感じですが一度パチンコ屋さんの換金システムを紹介します。

 

パチンコというのは基本的な昔ながらの業態だと、1玉4円で借りれます。1000円入れると250玉出てきます。

パチスロはメダル1枚20円です。1000円入れると50枚出てきます。

これはあくまでも基本的な業態です。しかし今はギャンブル性を落とした低貸し店というのもあります。(同じ店でも分かれてたりします)

例えばパチンコ1玉1円や、0.2円なんてお店もあります。スロットなら5スロ・1スロなんていう風に呼ばれます。
ちなみに私がプロとしてスロットしてた頃は5スロなんてなかった様な記憶があります、そもそもプロはあっても絶対に低貸しでは打ちません。

5スロなら2万円の仕事が1/4で5000円の仕事になってしまうので全然割に合わないからですね。


そして愛好家やプロはよく行くお店には会員カードを作って貯玉・貯メダルをしている人も多いと思います。

 


例えば頑張って100000枚貯メダルしたとしましょう。200万円分のメダルですね。ここまで順調に利益を出して貯メダルを増やしてきました。
しかしマイホールが急激に渋くなり、自分も他の常連達も一気に負け始めたとします。イベントもサッパリ、高設定は皆無、ほぼオール1になってしまいました。

 

みんなせっかく貯めた貯メダルが減り始めます。他のプロ連中や常連なんかもブーブー騒ぎ始めます。

「なんで設定1ばっかなんだよ!」
高設定使えや!」
「ボッタクリすぎだろ!」

等々です。実際に出さなすぎるとこんなクレーム当たり前に客同士で話してます。

 

そこで【パーラー日銀】は考えました。

パーラー日銀のお客様達が困ってるとうるさい、このまま放置して貯メダルが0になってしまったら景品交換するメダルも無くなってしまい、景品に変える事ができなくなる。そうしたらお客様達はご飯も食べれなくなってしまう、と。


どうしたらお客様達のクレームを回避できるだろう?お店も景気が悪くてゆとりはない。そんなに高設定だらけにしてお客様に還元はできない。


「そうだ、良いこと思い付いた!!!」


ここでパーラー日銀の黒田店長はナイスアイデアを思い付きました。


なんと大々的にイベント【パーラー公共事業】としてお店のかなりの台数に設定456を入れる事にしたのです!
しかもみなさんの減った貯メダルも【給付メダル】としてしばらくの間毎月【10万枚】ずつ配ることにしたのです。


会員カードを登録してあった人にはいち早く【給付メダル】を給付しました。
しかし会員カードを持ってないお客様には会員カードを作ってもらうのですが、一気に【給付メダル】目当てでカウンターに人が殺到してしまいしばらく給付するのに期間がかかります。

 

そうしてようやくみんなに給付メダルが配られて、減った貯メダルもいくらか回復しました。
そして高設定イベントのおかげでプロ連中も常連さん達も徐々にメダルを回復していきました。

 

これで何もかも上手くいきましたね。チャンチャン♪

 

といきたいところですが、そうはいきません。疑問に思うところがありましたよね?え、なかった??

 

一体【給付メダル】はどこから持ってきたんでしょうか。

それは実は1スロのメダルを20スロとして給付したんですね。20スロメダルは足りなかったので急遽【緩和メダル】を配ったのです。

 

お客様達も大分メダルが貯まったのでそろそろ【換金】しようと貯メダルを下ろし始めました。


20万枚の貯メダルのうち、1万枚おろすことにしました。


店員「何枚おろしますか?」

お客「1万枚お願いします」

20万あれば今月生活できると思ってとりあえず1万枚の換金です。

店員「またのお越しをお待ちしております」

 

そしてお店の近くの換金所に行きました。
商品を入れて20万出てくるのを楽しみに待ちます。


ガシャコン、お札が出てきました。


ちゃんと20万あるか数えて確認です。
20枚の諭吉君を数えてみましょう。

「イチ、イチ、イチ、イチ、」

「ホワァ??!!!」

「諭吉が1枚だと?」


何が起きたのかよくわかりません。何故1万しか出てこないんでしょうか。20万円あるはずです。


お客「おばちゃ~ん!商品数間違えてませんか?」

おばちゃん「合ってますよ」


訳がわからないのでお店に戻り店員に聞いてみます。

「換金したら1万枚で1万しか出てこなかったんですけどどうなってんですか?」

店員「換金についてお店は存じ上げません、ただし【給付メダル】は20スロのメダルがなかったので1スロのメダルを皆様に給付させていただきました」


「は?どういうこと?」


ここでプロはようやく理解しました。

「換金率が1スロになってる!!!」


店員「安心してください、また今月も来月も【給付メダル】10万枚ずつ配らせていただきます、ただ1スロメダルももう在庫が無くなってきたので、新たに0.5スロメダルというのを作ろうと予定しています」

 

ここでプロは気付きました。

「これはヤバい、早く換金しないと残りの10万枚も更に換金率が下がる!」


いち早く気付いたプロは残りのメダルも換金して、今日で【パーラー日銀】に通うのは止めることにしました。


隣町の【パーラーGOLD】というイベントなんかもやらないけど堅実な経営をしてる店舗に通うことにしました。

 

数日後には残った他のプロや常連も【パーラー日銀】の換金率が下がってることに気付き始めました。

せっかく貯メダルが増えていて【大儲け】してると思っていたのに、実際は全然儲かってなくて【名目上】貯メダルが増えてるだけでした、最悪です。この間までは貯メダル増えてて凄く儲かってる気分だったのにあれはなんだったんだ。

 


そうして【パーラー日銀】からお客さんが【パーラーGOLD】に大半が流れてしまいました。


そして平穏な日々が過ぎていきました。

 

 

しかし数年後、【パーラーGOLD】が買収されるかもと噂になり始めました。

買収企業は【パーラーFRB】、店長は【パーラーパウエル】という人が着任する予定らしいです、、、

 

 


どうでしょうか?金融緩和の概念をなんとなく理解できたでしょうか。
1スロでもいいから夢見させてくれればいいんだよ!っていう貴方、下のバナーからお戻り頂いて設定6をしこたま打ってやりましょう。

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