こんばんは。
先程FRBの新戦略の発表がありました。
インフレ率が一定期間内で平均2%となるよう目指す、低インフレ期間を相殺するため2%を超えるインフレ期間を容認
雇用や物価への下方リスクは高まったと判断
長期インフレ期待が2%にしっかり維持されれば最大雇用への推進力は強まる
等々。
インフレ率2%越えを容認。というところですね。
こう聞くと、「よっしゃ、緩和継続、株買わなきゃ!」って意見が増えそうですよね。
インフレになるまで金ばらまくぞ!って宣言してるんですから、キャッシュで持っていたら実質的に損失くらいそうですよね。
しかしちょっと立ち止まって考えてみましょう。
先程のパウエルの台詞、どこかで何年も前に見たことありませんか?
そうです、我らが日銀総裁、黒田さんの台詞に似ているじゃありませんか!
そして日本は2%のインフレ率を目指して緩和し続けてどうなりましたか?
インフレ率というのは結果であって、インフレ率を2%に無理やりしても景気が良くならないと思う日本人は多いでしょう。
たしかに基軸通貨という部分が違うので一概に日本のケースをそのまま当てはめる訳にもいかないかもしれません。
しかし短絡的に、インフレターゲット2%、緩和継続、じゃあ株買いまくればいいじゃん♪は我々日本人にはちょっとそんな上手くいくもんなのかな?という感じになるんじゃないでしょうかね。