金融政策決定会合は特にサプライズ無し。

こんばんは。

 

円安はなかなかしぶといですね。

 

今日の日銀総裁金融政策決定会合ですが、とりあえず特に何もなく現状維持で金融緩和継続という事でした。


結構新しい総裁になったら金融緩和を終わらせるだとかYCC撤廃だとかって話もありましたよね。しかし今のところすぐに政策の転換はなさそうです。

ということで為替は一気に136円台まで円安が進みました。株価も好感したのか株高になっています。


緩和すれば基本的には現金の価値が薄まりますから名目上では株高になってもおかしくはありません。しかし日本でも徐々にインフレが進んでいるのでこのまま緩和を続けられるのかという問題もあります。買う国債も無くなりそうですしね。

 

しかし日銀が発表した来年再来年のインフレ率予想は全然低いままです。早期に金融緩和をやめることによってインフレ率が下がることを心配しているみたいですね。

 

たしかに日本は需要が弱いのであまり高いインフレ率になるところって想像しにくいです。しかし2%のインフレ率が達成されたとしても何か良いことなんですかね?
1000万持ってたとしたら毎年20万ずつ罰金の様に価値が下がってしまうんですからね。

もちろんそれにともなって預金金利でもあげてくれるなら良いですが、インフレ率が2%になったところで今の預金利率はどうせ変わらないでしょう。現に今3.5%くらいのインフレ率だって預金金利はほぼ0%にベタピンですから。


なんかインフレ率が上がれば全部解決みたいな風潮もありますが、インフレって経済が活気あって結果として上がるところが強いんではないでしょうか。

インフレにすれば景気が良くなるは順序が逆なような気がします。


とりあえず投資家としては今回の金融政策決定会合で株価は上がったので良かったのではないでしょうか。

長期的にどうなるか良く観察していかないとと思います。

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