こんばんは。
リスクとリターンというのは大体の場合、適切な関係になっています。高リスクは高リターン、低リスクは低リターンですね。高いリスクなのにリターンが低ければ誰も投資しないでしょうし、低いリスクで高いリターンならばあっという間に投資家が殺到し低いリターンになってしまうでしょう。
なので債券はリターンが低い代わりにリスクも低く、株式はリターンが高いけどもリスクも高いのが通常です。
リスク
株式>債券>現金
リターン
株式>債券>現金
となります。
まあ見方を変えると現金が一番リスクが高い、とも言えるんですけどね。
なので高いリターンを取りたい人は積極的にリスクを取っていかないと高いリターンは得られないということになります。
ただしここで取る必要のない無用なリスクというのもあります。
1点集中投資ですね。
1つの銘柄の期待リターンが10%だとして集中投資してもリターンは10%ですが倒産したら0、リターンが10%の銘柄を30銘柄に分散投資すれば期待リターンは変わらずにリスクだけを下げられるのでこれは唯一のフリーランチとも言えます。ただ単純にボラが高くなるだけで意味はありません。
一般的な意味合いでは一点投資すれば一年で5倍になるかもしれません、しかし1/5になることもあります。分散投資ならばそんな激しいボラはありません。
そして5倍や1/5に動くほどボラが高くても結局期待リターンは10%なので、ようはギャンブル的に一気に資産を増やす可能性にかけてみたい、という人向けですね。
もちろん例外もあります、これは一般の投資家の話であって、インデックスに勝てる。というレベルの銘柄選定眼を持ち合わせている方は別です。優良企業に集中投資した方がリターンは高くなります。
ここ数年の間、アメリカの株式がもてはやされる事が多い印象ですね。そして昨年後半くらいにかけて中国株の話が増えてきた印象です。それはやはりリターンが良いからではないでしょうか。はやくから中国の企業の成長性に目を付け人より早く投資できていた方はどれだけいるのでしょうか。
そういったまだ評価されていない段階でリスクを取った投資家は数十~数百倍のリターンを取れてる事でしょう。
もちろん今から伸びてる銘柄に投資しても高いリターンは取れるかもしれません。しかし俗に言う「爆益」というレベルの大当たりを引きたいのであればやはりTwitterとかで騒がれてから買うのではなく、誰も目を付けてない銘柄を自分の能力で引き当てなければならないでしょう。
これから中国も日本と同じように人口ボーナス期も終え、そのうち人口減少社会、高齢化社会が訪れるでしょう。そうした社会が訪れたら日本に参考にできる企業などもあるかもしれませんね。
あと若い国と言えばインド、ここも最近ではあまり取り上げられる事は少ないように感じます。
一時期はBRICSの一角としてもてはやされていたんですけどね。インド個別株にはちょっと投資しにくいですが、投資環境が整ってきたら是非とも良い銘柄を発掘してみたいですね。