こんばんは。
今日は金利が下がったということで久しぶりに反発していますね。グロース系のホルダーは最近の大きな下落で参ってた方もいるんじゃないでしょうか、ちょっと一息つけそうですね。
私のポートフォリオはちょうど最高値に戻りました。中国株でそれなりにダメージ受けてるのに最高値に戻ったのは、石油企業や銀行やMOのお陰でしょうかね。一番大きいのは為替が円安に振れてるからだと思います。
バリューが巻き返してるとはいいますが、ここ数年間でみればまだまだグロース銘柄の方がリターンは全然高いですね。最近の短期でみればグロースは負けています。もっと超長期で見るとまた変わってくると思います。
結局どちらも都合よく切り取れば自分の意見を有利にするデータを抜き出せます。
なのでデータをきちんと載せて、事実に基づいて記事を書いていたとしてもその書き手のバイアスがかかってるということも充分ありえます。
ここ10年くらいずっと上げ相場で、GAFAMに代表されるハイテク銘柄はずっと強かったです。いままでにないくらい長い期間じゃないですかね。
しかしNASDAQが2000年からかなりの期間高値奪還できなかったのはみなさんご存じでしょう。
あっちが伸びたりこっちが伸びたり、循環するものなのですね。なのでどちらかだけにかけるというのはあまり良い戦略とは言えません。
NASDAQが調子良いからといってQQQばかり高値で買うよりは、バリューもグロースも内包してるVOOを買っておいた方がどちらのターンでも利益が取れますね。
予めどちらが上がるかなんてのはわかりません。なのでちゃんとバランス良く投資するのがいいと思います
実際自分のポートフォリオは指数が下げてる中で高値奪還しています。大きく上げる銘柄に置いていかれる事もあります。しかしハイパーグロースの様に軒並み大幅な下落に巻き込まれてるなかでもほぼ無風でした。とにかくバランスよくポートフォリオを組むことが大切です。
結局のところ「これ買っておけば間違いない」みたいに言ったところで続けられなければ何の意味もありません。
10→100と短期間にテンバガーになる銘柄があるとして、50くらいでイナゴして100まで倍になったとしても、そこから70くらいまで急降下した時に動揺せずにガチホして退場しないでいられるのかって事ですね。10で買った人は大丈夫でしょう。しかし高値で買った人は焦るでしょう。
ただ値動きを見て投資しただけですから下がれば売りたくなります。そして売ったあとに70→150みたいに上がるんですよね。
きちんと分散されたポートフォリオを組んでいれば、そうそう50%を越える暴落にはあわないでしょう。間近の成績ばかりをみてあまり近視眼的な投資はしない方がいいですね。
株式投資は最低でも10年先を見て投資しましょう。時間軸は長く長く、その間にセクターローテーションが必ずあります。永遠に上がり続けるセクターや銘柄はありません。
過度なリスクを取らず、バランスの取れた無難なポートフォリオを組んでおけば退場することもなく福利の効果を享受できると思いますよ。