そもそもレバレッジってどうレバになってるか仕組みとか理解できてますかね。

こんばんは。

 

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こんなことになるはずじゃ。

 

 

週末は日経平均、ダウともに大きな下落で終えました。とはいえNASDAQはほぼ横ばいと引けにかけて値を戻す展開でしたね。マイPFとしては初めは良かったのですが、朝起きて何故かNASDAQが上がるとマイPFは下がっていました。ダウは横ばいなのになんでNASDAQ上がると自分は逆相関になってるんでしょう。

 

さて、最近CWEBの暴落で少し心配する人も出始めてるかもしれないレバレッジ。とはいえレバナスやTQQQなど興味を持ってる人の方が心配してる人よりも多いことでしょう。

 

レバナスなどを勧めている人の中である程度のレバレッジならば、NASDAQという素晴らしいETFレバレッジをかけているだけなので必勝と言います。


しかし過去にもその類いの話しは何度も繰り返されてきました。


100万分の1くらいしから起きないはずの事が簡単に起こり、ノーベル経済学賞受賞者もいる天才集団のLTCMが破綻したことがありましたね。ではどうして「NASDAQを越える、綿密に計算されているレバナスやTQQQ」が想定通りになると思えるのでしょうか?私には不思議でしかたないです。

しかもレバナス最高!と言ってる人の発している情報が合ってるかわからないその理論でさえ、「貴方はちゃんと理解して、どうして大丈夫と言ってるのか」わかってますか?

過去のチャートからごちゃごちゃした数式を列べられて、「とにかく頭の良さそうな人が言ってるんだし多分合ってるんだろうな」みたいに思ってませんか?


私なんかよくのっちさんが意味不明な数式の羅列をtweetしてますけど、1ミリも理解できませんよ。何言ってんの?って思ってます。わからないものはわからない。

 

まず冷静になってよく考えてください。


「天才の中の天才集団」のLTCMも「綿密に計算してまず起こり得ないという戦略」を取り「最初のうちは半端ではないリターン」を叩き出して成功していました。

しかし結局はアジア通貨危機からロシアなどにも飛び火して、結局は「まず有り得ないはずだった」事が起こって破綻してしまいました。

 

ノーベル経済学賞軍団の劣化版みたいならSNSに存在するちょっと賢いくらいの人が過去のリターンからして、3倍はちょっと危ないけど2倍ならレバレッジかけても「まず大丈夫」なんて言っててどうやって信じるんですかね。


最近はQQQ5なんて5倍レバレッジまで現れたそうです。行き着くとこまでいっちゃってる感じですね。

自分から見ると小難しい数式とかはわかりませんがレバレッジ5倍なんかやって「破綻する未来」しか見えませんね。それがいつやってくるかなんてわかりません。しかし安易にレバレッジかければ簡単にリターンを高められる、なんて最近の風潮は危険極まりないと思います。

ましてやそういう発信者の大半が「ただのド素人」だったりします。

 

破綻したLTCMの経営陣を「あいつら俺より全然バカだし」なって思える程の超絶天才ならひょっとしたら可能性があるのかもしれません。安心安全設計のレバレッジなのかもしれません。

しかしそうではないならば私は絶対に大切な資産設計をレバレッジにかけることはオススメしません。そんなことせずともつみたてNISAで普通に全世界株式でも買って長く持ち続ければ誰しもがそれなりの資産を築くことができるからです。


ただし競馬なんかより「割の良い勝ちやすいギャンブル」としてみるならば全然悪くないと思います。

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