アマゾン大ゴケ。

こんばんは。

 

消費者の立場からすると便利な会社ですね。

 

 

アマゾンが決算コケて株価が大幅に下落しています。ここまで大型の銘柄で二桁下落は珍しいですね。それだけうまく織り込まれていなくマイナスのサプライズだったということでしょう。

 

先ほどWBSでアマゾンについて放送していたのですが、アマゾンCEOは年俸が276億もあるそうです。これはアマゾンの従業員6747人分らしいです。

そしてアマゾンの倉庫での従業員は時給18ドルで働いているそうです。1ドル130円で計算すると時給2340円ですから、日本で見たらかなり良いと思います。日本で2000円を越えるバイトなどまあなかなかありませんからね。


労働組合が結成されてその時給18ドルを30ドルに引き上げろと要求しているみたいです。

さすがに67%も上げろ!とは要求しすぎでしょう。時給30ドルって日本円なら3900円ですよ?


時給3900円も貰えるなら、日本から働きに行く人も出ても良いくらいですよね。

 

しかし今はインフレが酷いのでせめてインフレ分くらいは賃上げしてもらわないと実質的に貧しくなってしまうので、それくらいは要求されて当然かなとも思います。

 

アマゾンは元々の期待値が高く、一時期は3桁のPERがつけられていました。


しかし今回の決算では赤字。時給など人件費が引き上げられればEPSが伸び悩むどころか下手をしたら減益になる可能性だってあるわけです。

 

グロース銘柄に過度に期待しすぎると、少しでも期待を裏切ると大きく下落するリスクはやはりありますね。


またアマゾンが盛り返すには、インフレをきちんと転嫁して成長させて従業員も繋ぎ止めなければなりません。労働組合ができたということは、賃上げ圧力も高まる事でしょう。


インフレ分すら賃上げしてくれなければ、条件の良い会社に転職していってしまうかもしれません。

 

果たしてこの先もアマゾンは魅力的な投資先として復活してくれるのでしょうか?それとも普通の銘柄になってしまうのか、これからもアマゾンには要注目ですね。

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