何故「レバレッジがキラキラ」に見えた?

こんばんは。

 

 

レバレッジなんておやめなさい。

 

 

今日は今のところ一先ず下げ止まってスタートしています。買いたい銘柄がある人は落ち着いたところで拾ってる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


さて、投資をするにあたって皆様は何を参考にされているでしょうか。


PERやPBR、配当利回り自己資本比率等、色々なのをみているんだど思われます。成長率の割にPERが安いなあとか、伸びてるけど流石にPER高すぎて買えないよなぁとか、伸びてないけどPBR低すぎて保有資産すごいなぁみたいな感じでしょうか。

 

色々な指標がありますが、相場の好調な時というのはPER等一般的によくみられる数値が跳ね上がり割高に見えてきます。するとどこからか新しい指標を引っ張り出してきたくなるものです。


PSRというのを頻繁に見かける様になっていましたね。


これは株価が売り上げの何倍かという数値です。

 

稼ぎのじゃないですからね、売上のですよ!

 

仮に100億売上で利益5億の会社の株価が100億ならPER20です。

PSR20だと株価は2000億円、PERで言えば400倍になるということです。

売上の数倍の株価なんて投資する気にもなりませんが、「成長期の企業にはPSRを使うのが妥当」なんて言われたりしますね。

 

日本のバブル時代も、PERが50だ60だおかしくなってきても「企業の保有不動産の含み益を考えればまだまだ」みたいなのもありましたね。


株価を吊り上げたいのか都合の良い意見が溢れだしたり、今まで無かったような話が出てきたらそれはもう危険水域です。


逆に「どこまででも下がる、底無し」や「日経平均は10000円になる」みたいな風に騒がれ出したらそれはもう安心して参入できるラインでしょう。

 

レバナスで大損したという記事がニュースに載っていました。


普段「レバレッジ」なんて危険の代名詞ですよね。


子供の頃に借金してまで投資するなんて考えた事ありましたか?


しかし「レバレッジ」かけることがキラキラした事の様に錯覚していく人が増えていきました。


無難にインデックス投資していた人までが欲に負けレバナス等無謀な投資にハマっていきました。


レバレッジ自体、使い方を間違えなければ良いと思います。


しかしレバレッジなんて使いこなせるのはそれなりの相場経験がある人でしょう。決してコロナショックからの大幅反発をみて初めて入ってくるような人の使うものではありません。

 

今回痛手を負ってしまった人はこれで良い経験になったかもしれません。誰しも初めからなんでも知ってる人などはいませんからね。


間違っても今回の損失を更にレバレッジで取り返してやれ!なんて思うもんじゃないですよ。

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