金利上昇

こんばんは。

 

急激な金利上昇ですね。

 

いや~、やはり今週は厳しい一週間になりそうですね。日本株は続落。米国市場はギリギリで踏みとどまっていますがいつ崩れるかわからない雰囲気です。


金利も一気に上がってきて、2年債券利回りも3.383%まできました。しかしこれでも未だにインフレ率と比べたらはるかに低い金利なのでこれでインフレが止まるかは未知数です。

1970年代は二桁を超える利回りにしてインフレ退治をしましたが、もし現代でそこまでやったらもう株価は完全に死んでしまうでしょう。


現状の米国株のPERは割高感は薄れ、平均的なところにまで下がってきています。しかしこれは低金利下ですから、もし金利を大幅に引き上げるならばリセッション入りしてEPSも下落する可能性もあります。そうするとまた割高に感じられるかもしれません。


私はリセッション懸念で、原油価格が下がりインフレなのでゴールドは下落しないと考えていましたが、今のところ真逆で原油価格は1バレル122ドルと侵攻直後に近付く上昇、逆にゴールドは1800ドル近くまで下落しています。


どう解釈していいのかわかりませんが、原油価格が下がらないというのはあまり良いことではありませんね。


ゴールドが高くなっても使い道は資産保全ですが、原油は嫌でも世界中で毎日使われる物です。

 

ガソリン価格が高くなれば、ほぼすべての物の値段が上がります。アメリカもガソリン代が上がると車社会ですからバイデン政権に批判が向かうかもしれません。


FRBも舵取りが難しくなりますね。引き締めを緩めればインフレは止まらず、引き締めすぎればリセッションで、結局はどちらにしても国民から批判されそうです。国民みんながみんな賢い訳ではないですからね。インフレ退治の為に引き締めが必要なんです、と言ったところで不景気になったらブーブー文句言うに決まってます。

 

日本株は元々割高感はなかったので米国株の様に下落するかはわかりません。これだけ円安なのですから、海外の投資家が買ってきてもいいのではというのもあります。

歴史的な円安になっていますので、そろそろ日本の輸出企業は大きく反発してもいい頃なのではないでしょうか。


これから国内に工場等が回帰して、日本の景気は良くなっていくんじゃないかな。今まで中国に工場をもっていきすぎましたね。是非とも日本企業には国内で設備投資してもらいたいところです。

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