こんばんは。
昨日は予想通りの0.5%という金利幅でサプライズはありませんでした。それを受けて原油などの商品が値上がりしていましたが、せっかくインフレ沈静化しそうなところまた再燃しかねません。それもあってパウエル議長はタカ派な発言で牽制し、今日の株価は大きく下落して始まっています。
結局のところ金利がどうとかあまり細かい事を予想しても右往左往するだけです。ましてやFRBでさえインフレ率をきちんと予測できる能力もないのですから、それをもとにしたFRBがどうするかなど考えても当たる事は難しいでしょう。
なので短い事を予想するよりもより長期的な予想を立てた方が有益だと思われます。来年は今より金利が高いのはほぼ間違いないでしょう。
どこがターミナルレートになるかはわかりません。そしてインフレ率が落ち着くまでは利下げなどしないでしょう。しかしどのみたいつかはリセッションはやってきます。永遠と来ないということはありません。
そうすれば利下げをして景気を下支えして～、というこの繰り返しになるのです。
そうであるならば今自分の取れるリスクで優良な銘柄を少しずつ拾っていってあとはしっかり永久ホールドしていればいいだけではないでしょうか。
金利が上がるから株を売れとか、金利が下がるから株を買えとかそんな単純な話ではないはずです。簡単に予想できるなら誰もがお金持ちになってしまいますからね。
やはり普通の個人投資家にできることは慌てなくて済むようなポジションを構築し、金利がどうなろうと問題ないようなリスクを取って継続していくことですね。
