残念でした。

こんばんは。

 

アメリカのインフレ率はキツいですね。

 

 

先ほどみなさんお待ちかねの米国CPIの発表がありました。


消費者物価指数
前年比8月
前回8.5%
予想8.1%
結果8.3%

消費者物価指数[コア]
前年比8月
前回5.9%
予想6.1%
結果6.3%


となりました。はい、残念でした。


勝手に減速を織り込んで、ひょっとしたら次回の利上げ幅は0.75%にならないのかもしれない、なんて淡い期待があったのか知りませんが見事に打ち砕かれ株価は大きく下落しています。

大きく下げたと言うことは、楽観的な数字が出ると思われていたということでしょう。


しかしこの数値はあくまでも対前年比です、去年と比べればべらぼうに高いですが、このまま物価が高止まりしたとしても来年度は今年度比になりますので一気に落ち着くかもしれません。

なんせ緩和政策からこれからはQTと縮小になるわけですからね。


しかしこれだけアメリカが引き締めしてドルが強いとなると、アジア金融危機の再来になるかもなんて言われ始めています。各国まだ外貨準備はあるでしょうけども、これ以上更にドル高が進むと貿易赤字の国は厳しくなるのではないでしょうか。

冷静に考えるとインフレ率が高いドルがドル高っておかしいなとも思いますが、FRBが本気ならば引き締めしてドルが回収されればドルの価値は高まりますし金利を引き上げれば資金はアメリカに向かいます。


他国は自国通貨の防衛に金利を引き上げるしかありません。しかし金利を引き上げれば当然リセッションに向かいますし、難しい舵取りを迫られると思われます。


ドル/円はもうそろそろピークは近いと思ってますが、日本も円安が更に進みインフレ率が高まったとして日銀はいつまでこの金融緩和を続けられるのでしょうかね。

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