ついに為替介入です。

こんばんは。

 

 

果たしてこれで流れは変わるのでしょうか。

 

今日は各国の政策金利の発表があり、世界中で利上げをしている中で日銀は予想通り金融緩和継続の発表でした。アメリカは0.75%、スイスもマイナス金利をやめ、イギリスも0.5%の利上げ。これだけ世界中で引き締めが進んでるにも関わらず日銀の姿勢は相変わらずです。


それを受けて一気に145円を突破、勢いがつくと急激に進むので危ないなと思っていたらスマホにポップアップで「為替介入実施」と表示されました。マジか!と思ってすぐ見てみたら一気に円高に振れてました。


ここ最近のダブスコじゃないですが、日銀と世界各国の姿勢の違いから円売りしてた人はクリティカル食らってしまったかもしれませんね。


さて、今回の為替介入で円安は止まるでしょうか。介入にビビって円売りをしにくくなるのは間違いないと思います。しかしたいした額じゃないと足元見られたら一気に円安に戻ってくるかもしれません。基本的には為替介入はよほどの事がない限りはやらない方がいいと思っています。


まして円安は物価高というマイナスもありますが、プラス面もかなり大きいと思います。以前の円高で工場などは海外に出ていってしまったので以前ほど円安のメリットは薄れてしまいましたが、それでも円安はメリットがあると思います。


中国や韓国といったライバルに対して円高が進んでたのでは、売れるものも売れません。円安になれば競争力がつきます。工場もある程度の円安水準が定着すれば戻ってきたり、または海外に建てる予定を思い留まるかもしれません。


そもそも自国通貨高になるとどの国も困って介入したりしていた訳です。今はインフレなので自国通貨高が良いみたいな雰囲気ですが、基本みんな不景気になったりすると自国通貨安を目指します。


自国通貨売り介入ですね。今回は珍しく円買いの方の介入に踏み切りましたが、デメリットよりもメリットの方が大きいと思うので、あまり無理に介入したりしないでこの機会に国力をつけるような政策を取った方がよろしいのではないでしょうかね。

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