まだまだ強いアメリカ

こんばんは。

 

アメリカの雇用はまだまだ強いです。

 

先ほど雇用統計と失業保険申請件数の発表がありました。

 

ADP雇用統計-12月
前回18.2万人
予想15万人
結果23.5万人


新規失業保険申請件数-12/31
前回22.3万件    
予想22.5万件
結果20.4万件


失業保険継続受給者数-12/24
前回171.8万人
予想172.8万人
結果169.4万

となりました。

雇用は予想よりも強いだけでなく前回よりも更に増えていますね。アメリカは利上げで景気悪化と言われていますが、労働人口の減少なのか雇用はなかなか落ちてきませんね。この辺は予想している人もいましたね。これではなかなか賃金インフレは収まらないかもしれません。

 

しかし原油やガスなどコモディティ価格はだいぶ下落しましたので、賃金が増えて物価が下がるような事になるならこれは最高ですね。暮らしが楽になりますね。

一番キツいのは不景気で賃金は上がらないのに物価だけ上がるスタグフレーション。これは本当に困ります。


雇用統計は強い数値が出てますが、一方でAmazonが18000人をレイオフというニュースも出ています。ハイテク大手もレイオフしているのでそのうち雇用も厳しくなってくるかもしれません。


その時にまた緩和に戻るのか、景気悪化してもそれでも引き締めてインフレを最後まで叩き潰すのか、どちらの方が良いのかわかりませんが過去の経験に倣うならば景気を犠牲にしてでもインフレは退治しておいた方が良さそうですね。

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