こんばんは。
なんかJOLT労働調査が予想外に強かったとかなんだとかでドル/円がまた円安方向に少し動いてるみたいですね。多少の反発はあっても今年は円高方向にじゃないかなと思ってるので押し目には円買い増やしても良いんじゃないかなと少し考えています。
NASDAQに仮想通貨、テスラに原油もガスも小麦もあれもこれも崩壊しているのでドルだけが弾けないとは思えません。最後にはドルも崩れるんじゃないかなと思います。
さて、投資というのは長期でやってこそのものというのはみんななんとなくご存知ですよね。短期的には値動きが激しくても20年越えみたいな長期ではほぼプラスリターンをもたらしてくれます。
そして長期投資で何が凄いかというとアインシュタインが言ったとか言わないとか「複利は人類最高の発明」ってやつですね。
なんせ複利っていうものは、単利で10%だと10000円が
10000円→11000円→12000円→13000円→14000円と、元本に対して10%ずつ増えていくだけですね。
しかしこれが複利になると、
10000→11000→12100円→13310円→14641円と、利息にも利息が付くので凄い勢いで増えていくんですね。
最初のうちはそれほどでもなくとも、小さな雪だるまが大きくなるが如くある程度のサイズになると爆発的に増えていきます。
逆に言うと複利を敵にまわすとこんな恐ろしい事もありません。
お馬鹿社長率いる悪徳ニコニコ金融で借りてしまったとしましょう。
200万を年利20%で借りたならば利息だけでも40万円です、これではもし滞納してしまったならば凄まじい勢いで借金が膨れ上がってしまいますね。
200万→240万→288万→345万→414万→497万とヤバい事になります。もう自己破産しかありませんね。
ちなみに有名な式で
72÷○○%=年
というのがあって、例えば○○の部分に6が入るとすると72÷6=12で12年で元本が倍になるということになります。
よく含み益もないのに投資を始めたばかりの人がこれを使って皮算用してたりしますね。
まあ複利ってのは簡単にいうとこんな感じです。味方にすると最強で、敵にまわすと最恐です。
一応簡単に説明しましたが、だいたい理解してもらえましたでしょうか。
なんでこんな話を今回したかと言うと、だいぶ前からたまに見かけていた方が複利についてツイートしてたのですがちょっと内容がめちゃくちゃだったんですよね。そこそこ有名で聡明な方だと思っていたのですが、こんな事言う方だったっけな?と思いました。
複利は含み益にはかからない、と言っていたんですよね。
ん?それじゃ私がさっきした説明はどうなってしまうんだ?
利息に利息が乗るから敵にしても味方にしても凄い訳です。
もし含み益(利息)に複利が働かないなら高利貸しもドンとこい!(嫌、ダメでしょ)ですよね。
なんでそんな勘違いしてしまったんでしょう。
複利は元本だけにかかるものじゃないですからね。
それは複利ではなくて単利ですからね。
そこんとこ間違えると大変な事になりますからね。