こんばんは。
ついに為替介入が入りそうな雰囲気になってきましたね。
『イエレン米財務長官は30日に円安対応の為替介入の是非について日本政府と調整に入った事を明らかにした。「介入の根拠をよりよく理解しようとしており、日本当局者とも連絡を取り合っている」と述べたそうですね。
水準的には前回の水準まできている訳ですし、逆にやらないならこないだのはなんだったんだと言われかねませんね。やはり今の水準ってかなり安すぎると思うんですよね。
ここ1~2年、アルファードなど海外に輸出で持ってかれるからということで中古車の相場がブッ飛んでいたのは知っている方も多いかと思います。
新車よりも高く売れるというのは普通に考えたらおかしな話ですよね。
例えば110円の時と145円の時では3割くらい円が安くなっているわけです。
もし500万の車を買おうとしたら350万で買えちゃうような感覚です。向こうの人からしたら激安セールに見えるわけですよね。
そりゃこれだけ通貨が安くなれば買われてしまうってもんですよ。
しかし今度は海外に高く売れるわけですから徐々に貿易赤字も減ってきますよね。いつまでも数十年振りの円安が続く訳はないと思います。
もし円安が定着するとしたら、EVに日本メーカーが駆逐されて自動車産業が稼げなくなるくらいなものでしょうか。
わざわざ介入などしなくてもそのうち円高になると考えてますが、そろそろいつ介入があってもいいような心構えをしておくとよいと思います。