円安批判は本当に正しいの?

こんばんは。

 

海外ブランドは買いにくくなるけれど

 

先ほど発表の米国CPIが予想を下回り、インフレが落ち着いてきているのを受けてドル/円は150円台半ばまで戻してきています。

金利も大幅に下落したので株価も上昇しています。


まあ円高に振れたとはいってもまだ150円台半ばの超円安水準には変わりありませんね。


最近は円安の問題点が多く取り上げられて、植田総裁もポンコツだとか引き締めできないなんて言われています。

しかし本当に円安はそんなに悪いのでしょうか?


私はまったくそうは思いません、むしろ円安は最高だと思ってます。


そもそも景気が悪化するとどこの国も自国通貨安を目指すじゃないですか。どこに景気が悪いときに通貨高に誘導する国があるんですか。

景気が悪くなれば今は簡単にはできませんが、わざわざ介入してまで自国通貨を安く誘導するのがセオリーじゃありませんか。


だからこそ近隣国から「近隣窮乏化政策」と批判されるじゃないですか。そんな基本中の基本すら皆さん忘れたんですか?

今は日本企業は空前の好景気ですよ。好景気が続けばこれから所得も更に上向きになってくるでしょう。

 

ドイツだって長らく好景気でしたが、あれももしドイツマルクのままだったら産業は復活してなかったかもしれません。

EUの盟主になれたのは、共通通貨のユーロを使ってドイツの強さと弱い国も混ぜたユーロの価値になったからです。

実際の国力に合わない弱いユーロのお陰であれだけ強いドイツが復活した訳です。

中国もそうですね。そのあいだに割食ったのはどこの国ですか?

そうです、日本ですよ。超円高で競争力を失い国内で製造していては勝てないからとみんな企業は出ていってしまったじゃないですか。

だから円安になっても昔ほど業績に反映されないんでしょうに。

もっと昔に遡ればプラザ合意もそうでしょう。日本が強すぎるので円の価値を大幅に円高に誘導したわけですね。円高がプラスだったらならプラザ合意で逆の方に誘導しませんか?


円安になればもちろんデメリットもあります。海外の物は買いにくくなりますよね。ガソリン等の燃料費は特に感じやすいかもしれません。

あとはハイブランドなんかも毎年の様に値上がりして本当に買いにくくなりましたね。


ただ冷静に考えたらそこまでヴィトンやベンツ要らなくね?とも思います。


自国が好景気で、海外の輸入品が買いにくいくらいでプラスが多いじゃないですか。


それでも本当に円高になんかしたいですか?私は急激な円安はさすがに弊害も大きいと思いますがそうではないなら今のような円安はメリットが大きいと思っています。

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