そろそろ油断為替介入があってもおかしくはない頃。

こんばんは。

 

円は過小評価されすぎだと思います。

 

だいぶ円安が進んできましたね。1ドル144円に届くかという勢いです。アメリカやヨーロッパでも指標が景気悪化を示し初めていますしそろそろ円高に戻してもいい頃じゃないかなと思うのですがなかなかこの円安はしぶといですね。


よく日本は0金利なんだから高い金利アメリカに流れて当たり前なんて声も聞きます。

しかし果たして本当に「当たり前」なのでしょうか。


そもそも何故金利を引き上げなければならないのでしょう?それは物価が上昇してしまい、引き締めをして物価を下げなければいけないからですね。


もしアメリカのインフレ率が6%だとして金利5%ならアメリカに投資しようと思いますか?私は思いません。名目リターンは5%ですが、実質リターンは-1%ですからね。


日本はたしかに金利がほぼありません、しかしその分インフレ率も低いですね。とはいえ近年では無かった様なインフレ率になっており、金利0でインフレ率が3%なら実質的な金利は-3%みたいになってしまいます。


今の状況ならドルが買われるのも分かる気がします。


とはいえアメリカも急激な引き締めですから景気は悪化してインフレ率も落ちてくるのではないでしょうか。


そして日本は経常黒字でアメリカは双子の赤字です。


あとは前回の為替介入の水準になってきていますので、そろそろ油断していると一気に円高になるかもしれません。


しかしそうしたら今度は海外の株を買うチャンスがやってきますね。円安が進むから急いでドルに替えなくちゃ!ではなくてゆっくり落ち着いてチャンスを待つのも大切かもしれませんね。

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