こんばんは。
ようやく暑さも少しだけでも落ち着いてきた感じがしますね。こう暑いと熱中症に気を付けたり夏バテしないようにしっかり栄養補給しないといけませんね。
自分は普段からけっこう健康には気を使っている方だと思います。お酒もタバコも一切やらず、なるべくオーガニックな製品や有機JAS認定の選ぶようにしたりしてます。
野菜や果物もなるべく多く食べるようにして赤身肉も極力避けるようにしたりしています。
先日どこかの研究で、果物を多く食べるグループとそうでないグループでガンになるリスクを調べたそうです。そうすると果物を食べる習慣のある人のグループではガンになりにくかったそうです。何故か野菜ではそういう有意な差は見られなかったそう。
これだけみれば「じゃあガンになりたくなかったらフルーツをたくさん食べよう」と思うと思います。
しかしそれも間違ってはいないのですが、データってそれを受け手がどう読み解くか大事だと思うんですよね。
フルーツを積極的に食べる層というのは健康にはうるさい方の人が多いかと予想します。あと経済的にも食べない人よりも裕福なのかなとも予想します。
そうすると健康に気を使う層はフルーツだけではなく、自分みたいになるべく健康に良い生活を心がけてる可能性が高いです。
あと貧しい層というのは健康に悪いものを多く摂取している可能性も高いでしょう。菓子パンばっかでビタミン不足とかですね。
こうなってくるとガンにならなかったのは「フルーツそのものに原因がある」のではなくて「フルーツを食べる層」に理由があったかもしれません。
これって例えば投資にしてもすごく大切な考え方だと思うんですよね。
投資でも「~だと株価は上がる」とか「~のせいで良いリターンが取れた」なんて話しはいっぱいあります。
なのでデータだけみてもあまり役には立たず、そのデータを自分なりにどう解釈して使うかってとても大切な事じゃないかなと思います。