こんばんは。
今日は結局日銀のマイナス金利解除はなかったですね。一部ではそういう向きもありましたが、植田総裁は黒田さんなみに頑なに金融緩和を続けています。
インフレも心配ではありますが、日本にはあまりにも長くデフレが続いたのでデフレ圧力は相当なもので、いま下手に引き締めなんかしてまた長いデフレに戻ってしまうリスクを重く見ているのでしょう。
結局円安方向に動きましたがそれでも144円付近と、最近の円安だった150円にはまだ遠いですね。
アメリカは来年利下げという流れができつつあるので、日米の金利差も縮小方向に向かい、円安よりは円高に動きやすいでしょう。
しかし来年度から新NISAが始まります。どれほどのフローになるのか分かりませんが、日本人のかなりの人がオルカンの様な海外株に投資するとしたら為替に影響が出るのかどうなんでしょう。
逆に海外の投資家にしてみたら円高になりそうだと思えば円資産に投資資金が向かってくる可能性もあります。
大局的には円安水準だろうとは思っているので決め打ちは危険ですが、やはりなるべく円高に動くだろうという風に思って来年も過ごそうと思います。
でも今年もそんなこと言ってても結局144円とかなりの円安水準で終わりそうなとこを見ると、意外と来年も円安が進んだりしないとも限りませんね。
そしたら海外のタバコ株の配当金を円に変えつつ円高に強い銘柄でもしつこく増やしていくことにしましょうかね。
