こんばんは。
米国債利回りがあがっていますね。2年債利回りが5.02%、10年債利回りが4.32%となっています。
先ほど発表されましたが、
中古住宅販売件数-7月
前回416万件
予想415万件
結果407万件
となり住宅販売数は減少しました。
これだけ高い金利になっているのでなかなか住宅を買うのは難しくなっていると思われます。
いつまでこの水準の金利に張り付くのでしょうか。これだけ引き締めたなら経済は持たないみたいな話しも多く聞かれていましたが、実際は全然リセッションになる気配はありません。
ソフトランディングどころか本当にノーランディングなんてのになってもおかしくないかもしれません。
しかし景気が減速しないならばインフレも落ち着かない可能性が高くなります。そうなればFRBも更に引き締めてとなればいつかどこかで景気は悪化するはずです。永遠の好景気なんてあり得ませんからね。
でもそうやって好景気で引き締めやめて緩和に戻したらまたインフレになっての結局は繰り返しで、長期的に見たら通貨の価値はほぼ間違いなく下落していきます。
どこのタイミングで現金にするか株や債券やコモディティに変えるかは難しいですが、とにかく現金で持つのはかなり不利ということだけは間違いないですね。
アメリカはインフレ率が高くて苦しんでる部分もありますが、それでも債券の利回りがこれだけあるのは羨ましいです。
日本だってデフレどころか今は3%を越えるインフレ率です。それだってガソリンやら電気やら旅行やら色々なバラマキによって正しい数字なのかもわかりません。
それなのに金利はほぼつかないのですから日本人の方が大変に思います。
債券で利回りが確保できないならば、仕方なく株でインフレに対抗するしかないのですがそれも高値掴みになるかもしれませんし、なら海外に投資と思っても今度は円高でやられてしまうかもしれません。
難しい状況ですが、少なくとも円が安すぎるんじゃないのかなというとこだけはまずまず間違ってないんじゃないかなと思っています。