数字は見方によっていくらでも印象が変わる。

こんばんは。

 

常に慎重によく考える癖をつける。

 

数字というのは大切ですね。投資の判断を下すのに数字はとても重要です。


例えばですが、中国の不動産の借金の総額は5000兆円です、日本のバフル期よりも3倍も酷いものです。

というのがあったとします。これだけを見れば「あの日本のバフルの酷さよりも3倍も借金の額が多いのか」と見る人も当然いるはずです。


しかし日本と中国では人口がまず違います。それと30年以上前と今では物価もまるで違います。


他にも例えば米国のクレジットカードの債務残高が過去最高の水準、と聞けば「これヤバいんじゃないの?」とパッと思うかもしれません。


しかし当然これも債務残高は増えていって当然ですね。極端な事を言えば300年後はおそらく債務残高は今の10倍は軽く越えていることでしょう。


ニュースとかは意図的か意図的ではないかは別として、ちょっと視点を変えて見ないと大きく勘違いをしてしまうケースが多々あります。

 

日経平均もバブル時ピークに近付いています。だけを聞くと素人の人は「あ、バブルの時と同じくらいの株価なら高いしまた弾けるんじゃ」と考える人はかなりいると思います。


しかし当時のPERは70くらいで今は15くらいな訳ですね。


株価だけを見れば過去最高に近い訳ですから高く感じるかもしれません、しかし実際は企業の稼いでる金額は当時よりも遥かに大きな金額で決して期待値が高すぎる割高な株価とはいえません。


こういうのは有料情報を売ろうとする人もよく使う手法です。自分の情報を上手く脚色して誤認させたりですね。

なので何事も疑いの目を持って数字がしっかり示されてるからといってすぐに鵜呑みにするのではなくよく考えると良いと思いますよ。

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