こんばんは。
明日は天皇誕生日の為に祝日です。日本市場はお休みです。
それにしても最近あちこちで株の話を聞く、ということを聞きます。私の回りでもいつの間にか始めてる人もいました。Twitterでも爆益報告がいっぱい溢れています。
「もう数千万になった、億り人も楽勝っしょ!」
「ほら、この株買えって言ったでしょ、もう年初来2倍だよ!」
「私のオススメ銘柄!すでに1ヶ月で+30%」
「もうじきFIREします!」
「株で儲けたからいつでも辞表出せるぜ!」
みたいなところですね。
こんなんばかり見まくってれば買わないといけない気がしてくるでしょう。
みんなが儲けてるのに自分だけ取り残される。儲けのチャンスが落ちてるんだから早くやらないと損する。等々。
私なんかは逆におっかないなぁ、買いにくい相場だなぁ、と思いつつも何をキッカケにして下落するのかなと考えるとなかなか落ちないんじゃないかな、なんていう気もしてきます。
もうかれこれ何年も下落する時には「押し目!」とかって買われて、個人投資家も賢くなったなと感じます。金利が上がれば株価は下落する、なんて言われていますが実際のところはどうなんでしょうかね。金利が上がるというのは相対的に株式の魅力が薄れる事は事実でしょう。しかし金利が上がる局面というのは景気がよく、インフレ率が高まる時になります。
景気が良くてインフレ率が高い、となれば普通は株式に有利になりますね。インフレはキャッシュに取っては不利ですからね。それに企業が借金をしていますが、これもインフレになれば企業の実質債務が軽くなります。
とまあ色々と考えてると株価がなかなか落ちないんじゃないのか?とも思えてくるのです。過去、似たような局面では何をキッカケとして下落相場に突入したんでしょうか。おそらく金融引き締めが多いのでしょう。
仮に下落相場に突入しても平均でもたいした年数ではありません。それならばいつか来る、しかしいつ来るかとわからない調整、暴落などに脅えるよりはフルポジして常にリスク資産に置いといた方が効率的だろう、という当たり前の事も頭をよぎります。
ただし理屈でわかっていても、いざ暴落となれば穏やかに過ごせなくなりますのでやはり全ツッパはできませんね。
しかし少し現金比率を落としても良いんじゃないか、などという気もしないでもありません。
これが俗にいう「降伏」かな。
まあ実際は用心深いので、ここからキャッシュポジションを極端に減らすことはしないでしょう。
しかし私も人間。
他人の爆益報告を連日みて、何百万儲かっただとかみているとやっぱり少し取り残されたくないな、という思いもあります。
ただ1つ。
それらの爆益報告は目立ちたがりだったりnoteだったりセミナー勧誘だったりの「嘘爆益」の可能性があることもまた忘れない様にしたいですね。
ハリボテに憧れて大火傷したらバカの極みですからね。