どちらに転ぶか予測困難

こんばんは。

 

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過去の日本と同じ轍を踏むのか

 


今日もWBSで恒大集団のニュースやってましたね。中欧銀行が秩序無い崩壊はさせない、消費者の権利は守る。みたい事を言ったそうです。果たして本当に救うのか、救えるのか。


ちなみに昔の日本は「土地は絶対に下がらない」という土地神話がありました。これは私が小学生の時ですら記憶に残ってるので間違いありません。


「土地は一日でも早く買うもの」

みたいに子供心に感じていたものです。ってどんな子供じゃ。


しかしそんな「当たり前」は脆くも崩れ去りました。

 

そこからはみなさんご存知の失われた20年になりました。

 

そして今回の中国。中国も同じように「不動産は絶対に下がらないもの」と思われているそうです。日本よりもその傾向が強く、不動産に絶対の信頼があるそうですね。

 

中国は長年高い成長率を誇ってきました。しかしそれが不動産のレバレッジによってドーピングされたものだったらどうなるのでしょうか。


レバレッジ聞いてたから年8%なんていう急成長ができていただけで健全な発展をしていたら本来はもっと低いのでは。実際は借金によって成長を先食いしてただけで、投資家は年8%の成長を予想して投資していたら再考しないとまずいのでは。


中国の日本のバブル当時の不動産価格を遥かにブッちぎった価格がついてるそうです。年収の数十倍にもなるマンションを買ってどうするのでしょうか。


不動産価格が「 絶対に」上がり続けるなら問題は起きないでしょう。


しかし日本の様にそれが止まったらどうなるのでしょうかね。年収300万円なのに年収の40倍の1億2000万のマンションを買う、なんて言うのが当たり前の世界とか恐ろしすぎます。


逆回転し始めたら止める術はあるのでしょうか?仮に政府が介入して問題を解決させようとしても、結局不動産価格が高すぎるということには変わらず、問題の先送りでしかないのではないでしょうか。

 

投資家は楽観的に「将来アメリカを抜いて世界一は確定路線」とか「所得が低い新興国だからまだまだ成長は当たり前」みたいに思ってるでしょう。


しかし2000年代も同じように言われて「BRICs」が注目されていましたが株価は崩れて米国株の方が成功しました。


リスクがあるからこそリターンも取れる、という考え方もあるとは思いますが中国には不動産という日本のバブル崩壊と同じ爆弾が潜んでいる事はよく考えておかないといけませんね。

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