アメリカ株ならどうせ長期で見たら上がるからいつ買っても大丈夫?

こんばんは。

 

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金利もあり、今の米国株はパンパンに膨らんでると思います。

 


大半の人は高いリターンのところに後から参入しても結局は平均リターンしか取ることはできない。
もし株を購入して運良くその年は大きく上げたとしましょう、または個別株なら自分の投資先の株価が大きく上げたとしましょうか。

 

例えば日米でみても当然ながらPERは違います。
日本株よりも米国株の方が高い期待値がついていますね。


仮に現在の日本株と米国株のEPSが同じ1000円だとしましょうか。スタート時点で同じPER15倍、15000円だとしましょう。

 

日米ともにEPSは伸びていけばどちらも普通は株価は上昇していきますね。しかし日本では相変わらず期待されずにPER15のまま、米国株は期待が高くPER30になったとしましょう。


10年後に日米共にEPSが2000円まで上がったなら、


日本株30000円
米国株60000円


になりますね。


ただ期待値が伸びての株価上昇というのはもちろん嬉しくはありますが、需要の先食いならぬ利益の先食いな面もあると思います。

 

理由は何でも上がるならオールOK!だとするならば、1989年までの日本株式はどうでしょう。
PER70倍だ80倍だと凄まじいバブルでしたね。しかしPER70倍ということは、益回りで1.4%くらいしかありません。凄まじい勢いで企業利益が追い付いてくるならわかりますが、通常高すぎる期待値で投資すると将来のリターンは低くなりがちです。

 

やはりバリュエーションというのはとても大事だと思います。アメリカ株ならなんでもOK!長期で見れば上がるんだからいつ買っても同じ!と言われますが、他国でもそこまで期待されていないで割安に放置されている国の株に投資した方が米国株よりも今後のリターンが高い可能性も充分あります。


私はもしインデックス投資をするならば、以前から言ってるのですがVOOよりVTI、VTIよりVTがいいと思っています。

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