こんばんは。
24日に日米財務省会談が開かれる予定みたいですね。
加藤財務大臣は24日の午後にベッセント財務長官と会談を行う方向で最終調整を進めているとのことです。
議題には為替の事が出るのでは?という憶測が広がっていますがどうなるでしょうか。貿易赤字を解消したいのは分かりますが、日米だけで話し合ってドル安に持っていけるものなのかは分かりません。
第二のプラザ合意みたいに言われたりしますが、当時とは為替市場の規模も桁違いに大きく政府が介入してどこまで動かせるのかもわかりません。
現実的なところでは、日本が金利を上げてFRBが金利を下げればドル安円高になるでしょうけどそれも中央銀行が物価や雇用を元に判断するのであって政府が無理やりさせるようなものではないですからね。
とはいえそういった話題が出る事自体が円高方向に動く要因になります。
すでに160円近かった為替も142円とけっこうな円高方向に動いています。円高にかけたポジションも積み上がってると聞きますしここから急激に円高にいくのかは分かりません。
日本には日本の円安になる理由もあります。日本も米国には黒字ですが国としてみたら貿易赤字ですしNISAでオルカンやら米国株やらで出ていく資金も多いし、何より日本は凄まじい勢いで人口の減っている国です。
なんかこういうニュースがあると急激に円高になるのが確定してるみたいな感じも出てきますが、逆にたいした話にはならず急激にポジションが巻き戻されて円安に振れるリスクも少しは頭に入れといた方がいいですね。
なので円高対策するならばFXとかで大きくポジションを張るよりは、円高に強い銘柄を買っておいたり現金を増やしておいた方がリスクは少ないかもしれませんね。