MMTって考え方はどうなんだろう。

こんにちは。


JBPRESSで気になる記事がありました。

MMT(Modern Monetary Theory)という理論が話題になっているそうです。
MMTには体系的な理論がなく、金融理論というより財政の考え方だそうです。

日本は借金がGDPの240%になっているのに金融危機など起きず、お金をバラマキしても問題ないみたいな理論みたいですが、どうなのでしょうか。

 

お金を大量にバラまいても、もし自分ならいくら貰ったとしても美味しいアイスをちょっと高級な物に変えるかもしれませんが、1つ食べてたのを2つ3つとは食べません、そりゃそうですよね。

なのでお金をバラまいても、みんなの貯金として残るだけで持続的な効果としてはどうなんでしょう。
でも雇用保険として機能させれば困ってる人にお金が行き渡る、その財源もいくらでもお札を刷ればいいのだから問題はないと。


一見特に問題も起きないような気もします。
ただもしですが、お隣の韓国で同じような事を始めたとしたらみなさんどうでしょうか?
お札を刷りまくって財政政策で公共事業バンバンやったりしてたら通貨価値の毀損を心配して投資を引き上げるのではないでしょうかね?
ただそうして通貨安、インフレになったらそれこそ成功だし、その時に引き締めればいいって考え方みたいです。


でもこれは抜け目ない投資家ならば、お札だけどんどんと増やしていけば、相対的にお金以外の物の価値は上がらなければいけないので早めにそっちに投資するだけで、後々ですがますます問題が大きくなるような気がします。

 

あまりこういったイレギュラーな事をするよりは、生産性を高める方法を考えていただいたり、一番大事な少子化対策をしていただいたほうが安心ですね。

実際日本もかなりお金バラまいてますが、結局有効需要がなく銀行にお金が滞留して、無理に貸そうとマイナス金利にしてますが、いくらマイナス金利にしようが借りたい人がいないんですから無理矢理の政策はどうにもならんということでしょう。


たしかにここで100兆円の公共事業とかやれば凄まじい好景気になるでしょうけど、成功するか失敗するから一か八かの賭けみたいなものになってしまいますね。

しかし投資先がないというのも困ったものですね、国内はそんな状況、アメリカも株価最高値で益回りも低下中。

投資家としてますます難しい局面になっていますね。

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