こんばんは。
PBRが0.5倍の株を買えば必ず儲かると言う意見を見かけましたが、もしそれが通用するのならば誰でも簡単にお金持ちになれてしまいますね。
何故そうならないか?それは市場が今のそのPBR0.5倍が適正な株価だと思ってるからですね。
意味がわかりますかね?
機関投資家が見向きもしない余程変な誰も目をつけない小さな銘柄なら別なのかもしれませんが、誰もが知ってる兆単位の時価総額の会社で、素人が「資産運用会社は見る目がないなぁ、簡単に儲けることができるのに」、なんて言ってる人がもしいたらなハッピーな方だなぁと思います。
世の中そんな甘くはありません。
もしそこまで美味しい案件があれば、それこそすぐにでも敵対的買収でも仕掛けられて無駄に眠らせてる資産を株主還元しろと圧力かかりますよ。
東京スタイル事件やニッポン放送株の時のように、もしそのような投資先があればすぐに「物言う株主」が動くと思うのですがどうでしょうか。
たしかにべらぼうに高いPERやPBRの株を買うのは私も好きなスタイルではありません。PBR1倍以下とかあれば食指が動きますね。
しかし指標だけを見て投資してもあまり良い結果に繋がるとは思えません。実際経験済みでなかなか持ち続けている銘柄が上がりません。ずっと「割安」なままです。
藤商事や東部ネットワークなどもう何年も保有してますがなかなか動意づきませんね。
安定して利益を稼ぎだす企業、そして永続していくであろう優良企業が安いPBRで放置されていたら魅力的かもしれません。
しかし大抵はそういう会社はすでに高い数値がついてますので、やはり極端に低いPBR等の企業は何かしらの理由があるのでしょう。
なんか最近注目を集めたいからなのか、他にも極端な事を言う人をチラホラ見かけますが目眩がしますね。