こんばんは。
今日はこないだの東京証券取引所に続き、ユーロネクストでもシステム障害があったそうですね。
最近多いですがどうしたのでしょうか。まあ別に1日売買できないくらい普通の個人投資家には何の意味もないですけどね。
配当金に関してですが、いつも配当金は大切と言う人とまったく無駄でしかないという人に分かれます。
自分は配当はありがたいと考えています。究極的には企業が稼ぎだすキャッシュこそ企業の価値だと思うので、それを頂かないことには困ってしまいます。
しかも所詮株価というのはかなりの長期わたって正しい価格がつくとは限らない。というかそもそも正しい株価ってなんぞや?とも言えます。市場でついてる株価こそ正当な株価とも言えるからです。
ちなみに先日ローンウルフさんが買ってたこの丸東産業という銘柄みたいなケースだとどうでしょうか。
PER5.73と激安、PBRも0.52です。とてもバリューに感じますね。しかしもし20年放置してもひょっとしたら現金が積み上がるだけで株価はピクリともしない可能性も。だってすでに解散価値以下ってのもおかしな話でしょう。解散させてしまった方が儲かるんですからね。
なのでいつまで経っても市場に評価されず、資本が貯まるだけでPBRが0.5→0.4→0.3みたいになっていくだけで株価が上がらない可能性だってある訳です。
いつかは評価されるだろう、と20年も30年も何もなく待てますか?その長期間のあいだに他の銘柄はどんどんと上げているかもしれません。
しかし、
そんなときに配当があればどうだろうか?
稼いで現金が積み上がり、利益を上げてるにも関わらず株価が上がらないばっかりに投資家は利益を手にできません。そんなケースの場合、しっかりと利益の中から配当金として投資家に還元してもらえば、実現益を手にいれることができます。
極端に言えば、しっかり稼げているんだから稼ぎの全てを配当として支払っても良いわけです。
そうすればPER5ならば配当利回り20%にもなります。
まあもちろんそんな事はあり得ず、それだけの配当金を支払うとなれば結局は株価も評価されて上がるはずですね。
安定して稼いでるPER5の企業が配当利回り20%、なんて状態をほっとくわけがないからです。
配当金は税金を取られる、というのはたしかに間違いなくネガティブです、それはその通りです。
しかしそれを補って余りある配当金のメリットもあるという風に考えています。