こんにちは。
トランプ大統領が電子タバコを規制する、というニュースが飛び込んできました。
味つきのだけ禁止でタバコ風味のはOK、みたいな感じだそうですね。
でも不思議ですね、本来ならアルトリアこそ電子タバコを禁止してもらうようにしてほしかったはずです。
紙巻きタバコ等の既存のタバコ商品を電子タバコが脅かす構図で、電子タバコではジュールが圧倒的に強かったので仕方なく買収したような流れだったと思います。
そもそも電子タバコに規制がかかるならば強力なライバルがいなくなるチャンスで、アルトリアにしてみればラッキーな話でしたが、ジュールに投資したあとだと投資が無駄になってしまうかもしれませんね。
アルトリアとしては規制するかどうかもわからないままジュールを放置して電子タバコ市場を独占されてしまうより、高値でも買収しておいた方がマシと判断したのでしょうかね。
今回の規制はすべてが禁止という訳ではなく、味つきの若者に流行ってるようなのを規制するみたいです。
ただ1度流行ってしまったものを規制して果たしてうまくいくのでしょうかね。タバコ味のジュールに、何かのフレーバーの添加剤みたいなのを売る裏の業者とか出てきそうです。
取り締まったところで悪いやつの方が上手ですからね。日本だって形式上はタバコは20歳からですけど、喫煙者で20歳から吸い始めた人なんているわけないですよね。大抵中学か高校生、早いやつだと小学生でもいますからね。草だって年齢に関わらず日本は禁止ですがかなりの人が普通に常用していますからね。
子供向けにタバコなんてないに越したことはないですが、完全に排除しようとすると目的と結果が伴わない事になる可能性もあるわけです。禁酒法がいい例ですね。
まあ今回の電子タバコ規制も昨日今日の話ではなく、当然あり得る話であってリスクとして認知されてるものでしょう、なので株価はどう反応するのでしょうかね。