金利が普通の状態に生きてる間に戻ることはあるのだろうか。

こんばんは。

 

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価値の保全には何が一番なのだろうか。

 

最近各種指標が徐々に悪化してリセッションにいつ入るか、などの話題をよく目にします。

 

FRBも利下げしたり、実質的に金融緩和も再開したりと景気の下支えをしています。
しかし本当にいまそんなに不景気なのでしょうか。というかそもそもそこまでして景気なんて支える必要があるのでしょうかね。

 

元々中央銀行の金融緩和なんてのは非伝統的な政策で、リーマンショックからの流れで0金利QEをしていた訳でしたよね。
いまそんな状態ですか?株価もアメリカは過去最高値、日本も2万円越えが定着していますよね。

 

たしかに日本は引き締めが早くてデフレになってしまったので、日本の二の舞にならないようにと先手先手でやってるのもわかる気もします。

 

しかしこんな少ない金利を更に下げて、いざ景気後退が来たらまた0金利ですよね。そしてまた金融緩和ですかね。それの行き着く先が想像ができません。

 

通常ならドルを緩和すればドル売りの圧力がかかると思います。
株価も低金利下で見れば決して高くはないようにも感じます。債券に投資しても2%そこそこしかなく、更に金利を下げた世界では何が待ってるのでしょうか。

 

世界中の中でも特にアメリカは金を大量に保有しています。
ドル安になって世の中が混乱して、金の時代だ!なんてなったとしても、その金を大量に保有してるのは他ならぬアメリカ自身です。


それに気付いてか、最近は他の国の中央銀行も金を買い集め始めています。

 

インフレ目標2%としたインフレターゲットですが、おそらくそう簡単にはいかないのではないでしょうか。
昔は人口の増加に供給が追い付かず、好景気の時は凄いインフレになったりもしました。

 

しかし今の次代は工場などもオートメーション化され、需要をあっという間に満たせる供給があるのだと思います。

 

需給のバランスが崩れない限りこのまま金融緩和で無理にインフレに持っていこうとしても弊害が大きいので、そろそろ普通の金利に戻してもらいたいところです。

 

この状態があと何十年も続くのか、そうじゃないのか。それによって投資戦略も大きく代わってきます。


0金利みたいな状態が当たり前の世の中ならば、PER30倍でも益回り3.3%、充分投資できてしまいます。


現代の投資家はいままでと違って本当に難しいと思っています。

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