こんばんは。
バフェット太郎10種は米国株投資家で参考にされてる方も多いのではないでしょうか。
バフェット太郎さんは投資本も出されていて、私は読んだ事はないのですが多くの株式投資家も読んでいるみたいで、読んだ方の意見はとても良いみたいですね。
ただ逆にBF10種は斜陽産業を集めたくそダサい投資法だと批判する人もいます。
なので個人的に実際のところこの投資法はどうなのか考えてみましょう。
メリット
・毎月ポートフォリオの中でワースト銘柄を買うので低迷時に株数を大きく買える。
・上げてる銘柄を買いたくなるがルールを決めてるので守ることになる。
・高く評価されている「可能性」がある銘柄を避けて安くなってる「可能性」がある銘柄に投資できる。
デメリット
・低迷時に仕込んでるつもりが、競争力を失ってそのまま低迷したまま落ちていくかもしれない。
・今をときめく勢いのある銘柄や、インデックスにアウトパフォームすると目移りしたくなりルールを継続するのに忍耐が必要。
・安く買えると言ってもマーケットは常に正しいならば「今付いてる値段は割安ではなく適正」なはず。
とかでしょうか。
自分がもし同じようなスタイルでやろうとしたら、どうしても落ち続けている銘柄を買うのが心情的に困難かと思います。
このまま無限ナンピンになり、永遠と戻すことなく損失になってしまい、更にそのナンピンしてた資金を他の銘柄に投資しておけば利益を得ていたかもしれないチャンスまで失う!みたいな恐怖に駆られます。
コカコーラやマクドナルドやフィリップモリスみたいな銘柄ならば株価が下がってもニコニコと継続できると思いますが、IBMやウォルマートは不安に感じてしまいます。
IBMの事など私みたいな者には競争力がどうだとかなんて少しもわかりませんし、ウォルマートもアマゾンにやられる!なんて言われてました。しかし最近は逆に盛り返してきていますね。
このBF10種投資法は、個人的にはひょっとしたらインデックスに勝てる可能性もありそうかな?とは思いますけども、このような不安に打ち勝つだけの強い信念がないと素人が安易に真似するのは危険だと思います。
そして事業が少し低迷してきて、営業利益率等が落ちてきても一時的なことか、長期的に競争力を失ったのか判断も難しいです。
あとはもしこの投資法を真似するならば今みたいなインデックスが好調で負けている時の方がいいと思います。
インデックスにはGAFAの様な今をときめく銘柄が含まれていて、それに引っ張られて指数が割高になっている可能性があり、人気のあまりないBF10種がインデックスに比べて相対的に割安になっている可能性があります。
しかしあくまでも「可能性」であって、基本的には効率的市場仮説を信じている自分はその辺は自信をもって言えません。
ただしいくらなんでも10年も15年も先の事まできちんとおりこめるか、というとそれは無理だろうと思うので、人気のない低迷してる1/10のワースト銘柄に追加投資する投資法はチャンスありかと思ってるので、10年後にバフェット太郎さんが悔しがってるのか、BF10種をバカにしてた奴等を笑って見てる事になるのかどうか楽しみにしています。
よし、俺も10種作るぞ!って人。
いやいや、BTIと共に生きるぞ!って人(笑)
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