こんばんは。
今日は和製さんやピッフィーさんやぶち子さん、他の方も含めて色々とTwitterでお話させていただきました。
やはり私以外は基本的にグロース投資に魅力を感じてる方が多いですね。
私も決してグロース株が嫌いではないですが、どれが爆発的に成長するかを見極める能力がないのです。予めわかるならもちろん投資します。
そして本では見たことはありますが、グロース投資で財を成した人が回りでいないのですよね。バイ&ホールドは机上の空論だって言うのですが、私はこないだblogで書きましたがバイ&ホールドで充分すぎるリターンを取れています。
ここ数年でまたキャッシュポジションを減らして株式を増やしてきました。このポジションはまだほとんどリターンを取れてませんが、これもいずれ大きなリターンを出してくれると考えています。
あと、和製さんが毎年時価総額上位10銘柄に投資するとリターンが高くなるのではと言っていましたが、私は真逆になるのでは？と考えます。
何故かというと、実際に「ダウの負け犬」といって、毎年配当利回りが良い10位の銘柄に投資していくだけで勝つという方法が有効だったからです。配当利回りが良いということは株価は低迷してるということですね。期待が乗った上位10銘柄ではなく、人気が低迷してる10銘柄に投資した方がリターンが良かったのです。
しかしこれも知れ渡ったせいなのか、最近はあまり有効ではなくなってしまいました。
あとピッフィーさんはSBG大好きで有名ですが、FANGMANさんと言う方が、ピッフィーさんがSBGは割安に放置されすぎてていつか必ず爆上げするはず！という意見に対して、「リターン重視、そうでないならばエクソンモービルは価値があるから、上がるまでひたすら忍耐です、と言ってる太郎さんと変わりませんから」と言ってるのはなるほどなと思いました。
ただこの方が言っている、上がってる市場、銘柄、常にブルマーケットで乗り続ける、銘柄に固執しない、というのは考え方としては一貫してるし筋も通ってると思いますが、実際にそれを続けて高いリターンを出し続けるのは難しいと感じます。
今はずっと市場環境が良いのである程度そういう戦略でもいけると思いますが、長期低迷相場になったら難しいんじゃないかと思います。
のっちさんはガッチガチのインデックス派ですが、この方はガッチガチのモメンタム投資家ってイメージでした。
モメンタムやグロース投資ってGAFAMやズームやテスラなど「上手くいってる銘柄」を前提に会話が進みますが、実際はグロース銘柄と見られてたのに爆死した銘柄も多いはずです。「実現しなかったグロース株」も多いのです。
なので上手く飛び乗り続けて、タイミング上手くいき、尚且つ飛び乗る度に税金を支払ってそれでもインデックスに勝ち続けられる素人投資家なんていないと思っています。
そうではなく、素人投資家は短期的なパフォーマンスを求められるファンドマネージャーとかではないのですから、長期的に無くならないであろう強みのある企業を妥当と思える価格で購入し、あとはガチホし続けてれば満足いくリターンが取れるはずです。先ほど過去blogに書いた通りです。私が実証しました。
それに仮に資産の数%を投資して「当たる」こともあるでしょうが、資産の大半をズームやテスラに入れられますか？
そしてそこで高いリターンを取れたら次の爆上げ銘柄に上手く飛び乗れますか？難しいと思います。
市況の良い時期は「天才投資家」が増えるものです。これもいつも同じです。あのウォーレンバフェットですら1990年代後半では過去の人、なんて言われた事もあったのです。
しかし一度本格的な深い景気低迷期になったときに、誰が裸の王様だったのかわかると思いますよ。
