【再度御質問頂いきました】また自分なりの投資についての考え方を書かせていただきました。

こんばんは。

 

 

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投資をしようとしている方は、違う意見を見比べて勉強するのはとても大事な事ですね。

 

 

再度またお返事がありましたので、また私なりの考え方を書こうと思います。わたしはこういった投資理論のやり取りは嫌いではありません。
読んでくれてる人の知識にもなりますし、少しはお役に立てるとも思います。

 

 

waseibuffett.com

 

 

・長期保有予定で買った銘柄が途中でクソ株になった。
それでも持ち続けるべきなのか否かです。
そしてその理由も教えてください。
・30年後と言いますが、30年間の間に持ち株がクソ株になったらどうされますか?30年という長い時間であればクソになる会社もあるだろうし、途中で消える会社もあると思います。


答え
これは難しいところです。
基本的にそうならないような株を選びますが、当然中にはダメになるケースもあると思います。
事実クソ株みたいになったまま保有してる日本株もあります。仕方なく放置です。ただしこれは投資を始めたばかりの頃によくわからずに投資した銘柄がほとんどです。
また上がるかもしれないしこのままかもしれない、とにかく手数料分パフォーマンスが落ちるので売買を頻繁にしたくないので、売ってまで新規銘柄に乗り換えるのではなく、欲しい銘柄があれば次の投資資金で購入します。
ただし私にはよくわからないFANGやらSaaSやらハイテク銘柄よりは、インフラや製薬、生活必需品銘柄の方が30年後の未来を予想しやすいと考えてます。

 

 

・今をときめくキラキラ銘柄はこういう時が一番ピークの可能性があるから気を付けるようにとのことですが、どうもお馬鹿さんは新しいアメリカを象徴する会社に投資する投資家に否定的で、古いアメリカを象徴する会社に投資をする投資家こそが正統だ!という印象を受けます。


答え
新しいアメリカを象徴する、というよりは私は騒がれてる銘柄に投資をするのが経験上好きではないのですね。これは経験上としか言えないです。
何故かというと、投資をはじめてから何度も何度も同じような事を経験してきたからです。

IPOだけに絞って投資してれば間違いない。
ケネディクスアーバンコーポレイションダヴィンチ・ホールディングスなど不動産ファンドはこれから間違いない。
BRICsは次世代を担う、GDPも巨大になり数十年後はアメリカを凌駕する。
・次の来る株は、VISTAで間違いない。
・仮想通貨はインフレのない政府も管理できないデジタルゴールド。

等々あげればキリがありません。
いつも結果は芳しくありません。

アマゾンも覚えていますか?ほんの1~2年前、無敵の様に言われてませんでしたか?当時のblogとかあれば探して色々と見てみてください。
これからはアマゾン、すべてを飲み込む。アマゾンが参入発表しただけでその業界の株価はさがる。P&Gなどはプライベートブランドに駆逐されて価格決定力も落ちてもう衰退していくだけ。
ここ何年のチャート見てみろよ!とにかくアマゾンを買ってただひたすらバイ&ホールドで金持ちまっしぐら間違いない!!
こんな風に言われてましたよね、結果はS&P500をはるかにアンダーパフォームです。

 

わたしは2000ドル当時、同じようにみんながアマゾン買わない奴は馬鹿だ、という雰囲気の中、PER300倍はおかしいから売るべきだ!と言いました。
結果だけ見たらそのアドバイスは正解でしたね。

 

www.bakademodekiru.com

 

結局伸びてる株や業績がいい株などは、すでに株価におりこまれているわけです。

 

私だってもちろん上がる前にアマゾンやダナハーを買ってたらよかったと思いますよ。

 


ただしすべてはウォーレンバフェットのこの言葉に集約されてると思います。

「ゆっくり金持ちになりたい奴はいない」


どうしてダナハーに投資をしたくなるかと言えば、過去のチャートをみて魅力的に見え、この勢いに乗って最短で金持ちになりたい!と思うからですね。

でも得てしてそういう方法を採用しても上手くいかないことが多いのです。
わたしは投資をしてきて経験上そう理解したのです。勉強嫌いの私が毎日毎日何時間も、15年間ずっと投資について学び続けていまのところ行き着いた価値観です。

 

私もフージャースホールディングスと長城汽車で20倍や30倍と凄まじいパフォーマンスを出した銘柄があります。


当然自分なりに、「新興国は必ず成長すれば自動車市場も伸びるはず、中国の潜在力は凄いし、今はパクリと言われて品質も低いが外資を排除して国内メーカーを優遇したり、日本車メーカーの様に中国メーカーも必ずくるはず」など色々と考えて投資をしたわけです。


ただそれでもたまたま当たったんだな、まぐれかなってくらいに思ってます。

 

 


・タバコみたいな銘柄は株価が下げ続けてるのに何故買うか?

業績も急激に変動したりせず、EPSも配当金も上がり続けているからです。
さすがに業績が延々と低迷していたらとてもじゃないですがいい投資先とは思わないです。

 


・未来がわからないのであれば株価が上がっている株こそ買いだと思いませんか?

という部分ですが、極論いつ買っても同じと考えます、株価にはいま現在ついている株価は基本的には適正な価格で取引されていると考えているからです。そして上がってるからといってもその先の株価が保証されているわけではありませんね。

 

 

・現時点では古いアメリカを象徴する会社に投資している投資家よりも新しいアメリカを象徴する会社に投資している投資家のほうが成績は圧倒的に良いというのは事実であり、自分の投資の考えと異なろうが、プライドやエゴが傷こうがなんだろうが事実は事実として認識しないといけないですから。

 

答え
たしかにそう捉えられなくはないですが、銘柄によっても違いますし、期間の取りようによってはいくらでも都合よくできてしまいます。

そしてなにより過去のチャートと今日から先のチャートに何の因果関係もないと考えてます。

別に伸びてる企業が良いとか悪いとかではなく、株価はEPS×PERなのでもし成長性が高く期待されまくってる企業がコケた場合、EPSとPER二重で痛手を負うということですね。

EPS10×PER100=1000ドルの株が

EPS8×PER50=400ドル

みたいになるリスクがあまり好きではないというところです。


逆にイマイチ市場に期待されてなかった株が伸びると逆の現象が起きて、EPSとPERの2重で株価が上がるので好みです。

 

 


ちなみに紹介してあった先のblogも読ませていただきました。

たしかに業績と株価が相関があるというのは間違いなくその通りだと思います。私は別にインカムにこだわってる訳ではなく、トータルリターンが高ければどちらでもいいと思ってます。 高配当ばかり買ってませんよ、高配当で有名なシェルなんかは高配当でもあまり食指が動きません。
無配当のアルファベットやバークシャーハサウェイにも投資しています。

ただこの方のblogを読んでみてもですが、結局自分の絶対に変わらない価値観は、将来伸びる企業を当てることができないと思ってるところなのです。

blogに例えでエクソンモービルやアルトリアは衰退期とありますが、それは株価におりこまれているわけです。その分PERも低く抑えられていますね。

しかもP&Gを褒めてますがこの銘柄だって今だからこそ言えますが、ほんの数年前にはプライベートブランドに負けて衰退していくと言われてたんですよ。株価も何年もずっーとほぼ横横、ネガティブな記事も大量に残ってるでしょうから是非振り返って見てみてください。

 


結局時代に合ったいまのハイテク銘柄に投資をしても良いと思います。
だだし今までの歴史上、飛行機や電気や車や電車が発明された時もそうだったはず。凄いイノベーションだと思いますよ。調べてないのでわかりませんが、車メーカー等の株価は他の銘柄をアウトパフォームしていたのですかね?今をトキメク銘柄が人々が使うからといっても株価がインデックスを上回るかはまた別の話かなと思ってます。

 

 

私も長くなってしまったのでまとめます。


・過去が良かったからといってもこの先もそのパフォーマンスが続くとは限らない。

・投資に必要なのは過去のリターンでなく、投資に対する歴史や哲学が大事と思ってる。

・BF10種が負けてるからダサいは100%ないと思う。100人いればインデックスに勝つ人と負ける人がいて当然、勝った側に入れたからって「まぐれ」を「実力」と勘違いしてはいけない。

・ただそれならインデックスだけでいいのでは?となりますが勝った側に特定の「グレアムドット村」の住人が多いので、偏りに理由があるのでは?と思いそのようなバリュー投資法を有効と考えている。

 

という感じでしょうか。

まあなんせ、国語はいつも1か2。
起承転結もでたらめで読みにくいかと思いますが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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