こんばんは。
みんなは週の真ん中に祝日でゆっくりできたでしょうか?わたしは祝日なのに遅くまで仕事してヘトヘトです。
今日はFOMCがあるみたいですね。テーパリングについてはどうなるんでしょうね。そろそろ近いうちに開始されるだろうなという予想になってるのでしょうか。織り込み済みだと発表されても下がらなかったり、下手に何か狙って売買するとあまり良いことは無さそうなので今日は様子見です。
さて、今までリーマンショック後からもう何年も株価は上がり続けています。
その値上がり要因は利益の伸びに期待値の合わさった分になりますね。
年率10%くらいのかなり高い益回りとなってますが、例えばEPSが+5%、期待値の上がり分が+5%だったり、EPS2%、期待値8%だったりの年もあったのでしょう。
そして今の株価にまでなりましたが、アメリカの株価のPERは20倍を超えてきています。
自分が現金は無駄と理論的には言われていても全ツッパしたくないのはこういうところなんですよね。
例えばこれから今までとは逆回転し始めたとして、EPSの伸びが3%と成長してるのにも関わらず、期待値の方が5%下がってしまえばトータルで-2%。
翌年もEPSの伸びが6%、期待値が-7%でトータル-1%。
みたいに今までPERが15、16、17、みたいに上がってきたのが逆に25、24、23と下がっていく可能性がそこそこあるんじゃないかなと感じています。
金利が上昇局面に向かうならば、株式の期待値は下がっていって投資家の要求リターンは高まるんじゃないでしょうか。
PER20で益回り5%でも満足していたのが、金利が正常化するならばPER15、益回り7%弱は欲しい、みたいに。
なのでこの最高値更新中の場面でまとまった資金を入れるのに躊躇してしまいます。
逆に坊やさんはネタだと思いますがBTI処分した~みたいに言っていましたが、現在のPERは9.3、配当利回り8.63%となっています。
BTIのEPSが毎年3%ずつくらいの緩やかな伸びをしたとしましょう。
ESG投資だなんだで嫌われてるタバコ株。なので利益が伸びても株価は伸びなかったと仮定しましょう。
しかしEPSが伸びた分だけPERはどんどんと下がっていきます。仮にPERが9→8→7→6となっていったとして、本当にそれでも放置されると思いますか?わたしはとてもじゃないけどそんなことは有り得ないと思います。
最近投資始めた人は知らないかもしれませんが、タバコ株はほんの3~4年前は人気化していて、PER20~25倍という高い期待値がついていたんですよ。今しか知らない人には驚きでしょう。
何かのキッカケで期待が戻ってきてPER20くらいになる可能性もあります。それだけで株価は倍になります。
シーゲル銘柄としてタバコ株は配当再投資してブッチギリの一位だったのは、数十兆円という途方もない賠償金を払わされてPER2とかになってもひたすら買い続けたからこその高リターンでしょう。
今も逆風ですが、当時の逆風っぷりは現在の非じゃないでしょう。倒産すると思われてたでしょうね。
しかしそういう逆風時に買い続けたからこその高リターンです。
不人気な今に買わないでどうする?
私は個人的に次の10年のアメリカ株のリターンは5%もあれば充分だと感じています。もう年率10%とかは厳しいんじゃないだろうか。
今のBTIの配当利回り8.63%ですよ?PERも9ちょっと。
5年後にダウが倍になって7万ドル越える可能性よりもBTIが70ドルに倍になる可能性の方が全然あると思います。
5%と思ってるとこに配当だけでも8%越え。
これ相当に有利な投資じゃないのかなと感じています。別に誰かがどう言おうが私は絶対良いと思って投資しています。
多く分散させてるポートフォリオで唯一、10%を越える割合にしています。
ニコチンの凄さは半端じゃないですよ。野菜が値上がりしたとか言えば少し買い控えたりしますよね?タバコを本数減らそうなんてしてる人はいますか?
不景気になればなるほどストレスがたまって余計にプカプカしてますよ。
唯一のリスクはやはり規制当局ですよ、これが大変な不安です。これだけ安いんですから株価にある程度織り込まれてると思います。
しかし今は加熱式たばこも浸透してきてますし、政府もバカじゃないので禁酒法みたいな真似はしないでしょう。
低金利を背景に期待値がかなり高まって最高値更新中のダウやS&P500。テーパリングや金利正常化に向かいつつあるなかで、BTIとインデックスならばまたもタバコ株が引き離すターンがやってくるのではないでしょうか。