こんばんは。
批判される事の多くなっている高配当株。批判されている方って多分ですけど、勘違いしてるのが結果的に高配当になった銘柄を高配当投資だと思って批判してるんじゃないですかね。
例えば日産みたいな株価が大きく下落して見た目高配当になってしまってる様な銘柄とか。そりゃ当然配当金はあくまでも予想ですから、利回り5%だったとして株価が半値になれば利回り10%と、見た目かなり高配当になるけども、当たり前の様に株価の下落に合わせて減配です。
3%を越えてくる高配当銘柄も、株価が徐々に上がるにつれ予想利回りは下がり、増配してまた少し利回りは上がりの繰り返しになっていくんだと思います。20%増配、20%株価UP、利回り変わらず、みたいに。
多分高配当投資を批判してる人は、高配当投資を批判してるつもりでただクソ株投資を批判してるだけなんじゃないですかね。
そりゃ高配当でスクリーニングでもして、上からバカ高い配当利回りの銘柄ばかり集めたら株価は下落する可能性は高いでしょう。
ただ3~5%の高配当銘柄も長期でみて充分株価は上がっていきますし、株価の下落を配当金で回収できてないんだから高配当投資なんて無駄な投資だ!なんていう批判はおかしなことです。
そして仮に下落して配当利回りが上がったとして、それが業績悪化による下落ならば問題有りですがそうではなくただ市場に合わせて下落しただけでEPSは問題ない場合などはそれこそチャンスでしょう。そんな時に10%株価が下落してるのに5%しか配当もらってないから意味ないし、なんていう人はそもそも高配当投資は向いてないし、株式投資自体も向いてない様な気がします。
どんな投資方法も効率的市場仮説にたてば変わらないのかもしれません。しかし100%完璧に織り込んでるとは自分は考えていません。そして高すぎる期待値の株式はあまり好きではありません。
ハイテクなどもその製品や企業が生活に組み込まれて広がっていくということ自体にはその通りだとまったくもって思います。しかしそれとハイテク銘柄の株価が爆発的に上がるかどうかはまた別問題だと考えています。
それよりはそれほど伸びなくとも着実に利益を上げ、世間からあまり評価されていない期待値が低い銘柄や、それによって高配当になっている銘柄の方にチャンスを感じますね。