こんばんは。
アメリカは現在積極的に経済対策を打ってきていますね。3兆ドルもの支出を決めたばかりなのに更に追加の対策をしようとしています。
そんな中で一体長期金利は上がることはあるのだろうか。
常識的には財政が放漫になれば金利は上がるだろう。しかし今回FRBはできることはなんでもすると言っています。中央銀行がなんでもできるような状態で果たしてどうなんだろうか。
民間の売りを全部買ってしまえば無理矢理金利を低位に保つことも出来るような気もします。
しかし歴史的にはそういうことをすると後々インフレでしっぺ返しを受けています。
日本を参考にすると、長年日本はヤバイヤバイといい続けられてます。
モルガン伝説のディーラーと言われてた藤巻さんはもう10年以上日本はハイパーインフレになるぞなるぞといい続けてますが、一向になる気配すら感じられませんね。なるなる詐欺に見えます。
日本の事例からいって、アメリカも中央銀行が買いまくれば抑えられる可能性もありますね。
日本のケースと違うのと言えば貿易赤字・経常赤字なのと基軸通貨なのと海外投資家も保有が多いというところでしょうか。
私も債券を保有していますが、長期金利は上がるようには見えません。経済が回復してきて債券が魅力的じゃなくなっての債券価格下落、金利上昇ならありそうですが、米国債が信用を失って長期金利が上がるストーリーはしばらくは起きないんじゃないでしょうか。
そうするとお金をばら蒔き続け、尚且つ低金利が定着となると再びどこかの資産クラスでバブルが発生するんじゃないかな?なんて考えています。
金余り状態が続く、しかしいつかはインフレが恐いなって気持ちも合わせるとゴールドはやはりある程度魅力的かもしれませんね。