【天安門事件】あれから31年も経ちました。それで中国という国は変わりましたか?

こんばんは。

 

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共産主義者の独裁の本質は何も変わってませんね。

 

今日は1989/6/4から31年目。

 

31年前に天安門広場民主化を求める学生達を戦車で引き殺すなどの弾圧をした天安門事件のあった日です。

あの頃はまだ中国も貧しく、私もまだ小学生でした。その頃の中国のイメージは車もほとんど走ってなくものすごい数のチャリが道路を埋め尽くしてるというものでした。

 

そんな時代の中国で天安門事件があり世界中から非難されて各国では事件が即時報道され、国際社会で中共に対する非難が高まった。


G7(アメリカ、イギリス、日本、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ)は首脳会談を停止。
中共への武器輸出を禁止、世界銀行からの融資も停止するなど制裁を実施し国際社会で孤立させた。しかし何を思ったかこの窮地を救ってしまったのが日本だった。

 

翌7月のG7(先進国首脳会議)で参加国が残虐行為を非難。そんな中で宇野宗佑総理は「中国を国際的に孤立させない」という方針を打ち出し、翌年には海部俊樹総理が対中円借款の再開を表明、西側首脳としては事件後初めて訪中。また宮澤喜一総理は国内の反対を押し切って要請を受け入れ、10月に天皇皇后両陛下が訪中された。史上初の天皇陛下の訪中となった。


1997年に江沢民が訪米しクリントン大統領と会談、翌年にはクリントンも訪中し、西側諸国による対中制裁は解除されていった。

 


一連の流れで突破口とされてしまった日本。豊かになればいつか中国もかわると甘やかし続けましたが変わることは一切なし。それどころか香港の一国二制度の約束すら反故にする。


中国という国は約束を守らない国です。

 

ということは株式投資だろうが直接投資だろうが約束を守らない国に関わって良いことなんであるのだろうか。アメリカに上場してる企業も粉飾疑惑が持ち上がっていて上場廃止になるかもという流れです。実際にラッキンコーヒーも粉飾が発覚して暴落しました。

 

まあアメリカだけが正義という訳ではないですが、やはり株主の立場からいって全体主義的な国に投資するのと、アメリカの様な民主主義国に投資するのでは安心感が違います。


よく「インデックス投資なら○%」なんてのありますが、それも没収されなければの話です。
ヤバい国に投資すると全財産没収なんてことにもなりかねません。


新興国に投資する場合はそういった部分も含まれた株価になってると思いますが投資する方はよく理解して投資するのが大切だと思いますよ。

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