こんばんは。
GAFAMの決算発表がよかったということで各社株価はあがっています。何故かGoogleだけは下がってますが。
よく株は美人投票、なんて言いますね。
例えばハイテク銘柄が年間EPSが20%増加したとします。とても良いですね、株価も年間+50%と大幅に上がりました。
そしてBTIの様なタバコ株、EPSが5%しか増加しませんでした、株価は年間-20%と大幅に下がりました。
これはザッと適当に書いた数値ですが、実際こんな感じでしょう。わたしはこれにものすごい違和感を感じます。
たしかにGAFAM等のハイテク各社は高い成長性です。しかしその成長性を上回る株価の成長は合理的な事と言えるのでしょうか。
逆に低成長というだけで、着実に毎年EPSを伸ばしてるのにも関わらず株価が下がるなんてどうしたもんかと思います。
しかしあくまでも株は美人投票。自分だけが良いと思ってもみんなも良いと思ってくれないと上がりません。
しかし上がらない事が悪いことかというとそれも違うと思ってます。良いビジネスを他の人が欲しがらず自分が安く手に入れられるなんて良いことじゃありませんか。
人間にしたって自分はどう見てもブスにみてるのに人気になってる人より、自分にとって抜群に可愛い不人気な人の方がいいじゃないですか。
ライバルが少なくて美人を独り占めできる方がいいですよね?たしかに90%の人から支持されてはいますが、自分からみたらドブスです。
株式も似たようなもので、みんなが買うから内容は関係なくても上がるんです。逆にみんなが見向きもしなければ業績が悪くなくても下がるんです。
投資するにあたって決して「株価」をみて投資するのではなく、「事業内容」をみて投資するようにした方がいいですね。