こんばんは。
少々荒れた一週間でした。とはいえ私のポートフォリオは高値から-1%ちょっととほとんど減少せず良い感じをキープできています。一部銘柄が大きく調整しているみたいですが、そういった銘柄は今までが大きくあげてきているので当然落ちるときも値動きは激しくなりがちでしょう。
ここで一度、小型ハイパーグロース流行りのなかで落ち着いてよく考えてみよう。
株式ってそんなに極端に儲かるわけではないと思います。年率平均7%というデータがあるわけですね。もちろん将来も同じという訳ではありませんが、ある程度の目安にはなるでしょう。
ここ最近のハイパーグロース銘柄と呼ばれている銘柄などは、1年で何倍、何十倍にもなっていてそこに乗っかれば同じように爆益を得られるんじゃないか、という雰囲気にあります。
しかし考えてもみてください、効率的市場仮説では市場でつけられている値段はある程度正しい値段ということになっています。
そんななかで飛び抜けて値上がりした株式を高値で掴んで超過利益を簡単に得られることなんて果たしてありますでしょうか。
ましてやそういった銘柄は5年10年先の素晴らしい成長を織り込んでいます。予定通り素晴らしい成長をしても意味がありません。予想よりも「更に」素晴らしい成長を「見続け」ないと超過リターンは取れません。
よくわからない小型グロース株の5年10年先の予想なんて正しくできるでしょうか?私は相当に難しいと思います、少なくても私には100%不可能です。
それだからこそふざけた株価がつくんでしょう。
そこまで市場が効率的とは思えません。
そんな不確実な将来性にかけてド高値で掴むくらいなら、退屈でつまらない銘柄を長期に持ち続けた方がよほど簡単でしょう。
しかしそんな簡単な事ができない人が大半です。
バフェットも言うように、「ゆっくり金持ちになりたい奴なんていないのさ。」というところですね。
急がば回れ、早く金持ちになろうとすると結果的に遠回りになることがほとんどです。ゆっくりに見えてもその方が「早く金持ちに」なれる可能性が高いはずです。
最後に、
イナゴ
ダメ
絶対
です。