こんばんは。
今日は面白い記事を見つけました。普段自分が考えてることとおんなじ事を書いてあったのでやっぱりそうだよなぁと改めておもいました。
【プリンス氏は、インデックス・ファンドに流入した資金が、ピカピカでない方の銘柄にも流入する点を心配している。
知らず知らずのうちに、リスク/リターンが極度に見合わない投資がなされている。】
と記事の中にありますがここに凄く同意できます。だからこそ私はVTが最適解の1つと思ってるけど、わざわざ自分で銘柄を多く選んで「自作インデックス」を作っている理由なんですね。
インデックス投資はほとんどのアクティブファンドに勝つ、というのはその通りです。しかし私達個人投資家は別にパフォーマンスを誰かに求められてる訳ではありません。時間を味方につけることができますので、良いと思った銘柄を結果が出るまでずっとホールドし続けても誰からも文句は言われないのです。数年で結果を出さなければならない訳ではありません。
インデックスを購入するとどうしても「自分がこれは買いたくないなあ」と思う銘柄も間接的に買うことになるんですよね。
できれば自分が割安に感じている銘柄を少し多目に保有して、この価格はないだろうと思う銘柄を除外したりアレンジしたいんですよね。
だからといってインデックスに勝てる!という事が言いたいのではないですからね。努力して銘柄選びしたところでインデックスには勝てないだろ、と言われたらその通りかもしれません。
ただし投資というのは「自分が納得してるか」が一番大事だと思っています。
今では0.03%みたいな超格安な経費率ですが、私が投資を始めた頃は信託報酬1%なんてのが当たり前の時代だったのですね。なので1%ハンデをもらって競争できるなんて有利だなと思ったのもあります。そんなこともありインデックス投資の考え方は採用しつつも、少しアレンジしてやってる今のスタイルを16年くらい続けている訳ですね。
よくインデックスだけやっとけば「完璧」だ。なんて言われることもありますが、1+1=2みたいな物と違い、「仮に現在完璧」だったとしても投資というのは時代によってその「完璧」自体が動きます。
反対の意見になってしまいますが、過去に通用した素晴らしい手法も知られてしまえばすぐに価格に織り込まれるからインデックスは完璧。なんですが、ちょっと説明しにくいのですが、そのインデックスこそ完璧、という事自体もまた完璧でなくなる可能性もあると言いたいところですね。