インデックスの功罪

こんばんは。

 

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アクティブもパッシブも仲間

 

 


今日はまさかの米国市場お休みなんですね、まったく知りませんでした。仕事の三連休とは違って株式市場の三連休は全然嬉しくありませんね。

 

そんな中でインデックスに関する記事を読みました。

 

 

www.bloomberg.co.jp

 

 

これなんとなく同意できるなと思います。


もう世間でも、「アクティブな運用はパッシブ運用にほとんど負ける。だからインデックスだけ買っとけば良い」というのがかなり浸透していると思います。


実際にほとんどのアクティブファンドはインデックスに勝てず、その割に手数料はインデックスファンドよりも何倍も高いということで、金融機関のボッタクリ商品みたいに見られる風潮もあります。


猿が適当に選んでほっといた銘柄にすらアクティブファンドは負けるとまで言われます。

 

なので「賢い」投資家はインデックス投資を始める人が本当に増えてると感じます。

これ自体は良いことだと思うし、この先もアクティブファンドよりインデックスの方が勝ちやすいんだとも思うんです。


ただひねくれ者として、どうしてもこのままインデックスばかりになってみんなハッピー!というのも大丈夫なのかな?という気持ちもします。

 

アクティブが市場の9割で、パッシブが1割とかなら健全だと思いますが、米国内での運用資産総額が11兆ドル(約1224兆円)なんてのを見るとさすがに心配になってきます。


本来ならあまり投資に値しないような企業にまで資金が流れてしまいゾンビ企業の延命になってしまいそうです。もちろん経済の成長率に悪影響だからと言っても株価のリターンはまた別の話です。

しかし一律でインデックスが買い付けると今度は違う意味で市場に歪みが出てきて、逆にインデックスの優位性が薄れてアクティブファンドの方がリターンを取れるようになるかもしれません。


それにインデックスが売る側に回ったとき、どんな優良銘柄も一緒に売られるので引きずられてしまいます。


インデックスが流行るのは基本的には良いことだと思うのですが、1投資家としては複雑な思いがありますね。功罪ありですね。

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